今日の見方
第1406回は価格競争入札と、国債市場特別参加者向けの第I非価格競争入札が実施されました。価格競争入札は、落札者ごとに応募価格を適用するコンベンショナル方式です。第I非価格競争入札は、価格競争入札の加重平均価格で割り当てます。
今回の平均落札価格は99円72銭2厘8毛、平均落札利回りは1.1149%。最低価格は99円70銭5厘0毛、これに対応する最高落札利回りは1.1867%でした。価格と利回りは逆方向に動きます。日本株への波及は通常、短期金利や金融機関の運用環境を通じた間接的なものです。
注目ニュース
1. 発行条件は3兆5,000億円程度
発行予定額は9月4日の事前公表どおりで、変更はありませんでした。発行日は9月14日、償還は12月14日となり、約3カ月の短期証券です。
投資家が見る点: 発行規模だけで需給の強弱は決まりません。価格競争入札の応募額と募入決定額、落札利回りを一組で読みます。
2. 応募額は8兆9,468億1,000万円
価格競争入札の応募額は8兆9,468億1,000万円、募入決定額は2兆6,826億9,000万円でした。第I非価格競争入札では8,173億円を割り当てています。
投資家が見る点: 応募額は募入決定額を上回りました。ただ、額面の多寡だけで入札の強弱を断定せず、落札価格と流通市場の水準も照合します。
3. 平均落札利回りは前回比0.0073ポイント上昇
平均落札利回りは1.1149%で、9月4日の第1404回における1.1076%から0.0073ポイント上昇しました。今回の最高落札利回りは1.1867%です。
株価材料として見る点: 銀行・保険の短期運用利回りを測る補助材料です。ただし、前回との差は小さく、個別企業の利益や株価を単独で決める数字ではありません。