2026年9月15日 日本株朝刊・注目8件

今日の見方

1. 日経平均63,000円と夜間安値62,620円

日経225先物は63,220円。63,000円を維持できるか、割れれば62,600〜62,700円台を確認します。

2. SOX5.9%安と米10年債5.01%

SOX5.9%安と米10年債5.01%を受け、日本の半導体株の寄り後の値持ちを見ます。

3. Brent105.68ドルとFOMC開始

原油100ドル超とFOMCを前に、資源・空運と金利敏感株の差を点検します。

① 日本市場

9月14日の日経平均は63,492.99円(前日比518.35円安)、TOPIXは4,058.21(0.74%高)。東証プライムは値上がり1,221銘柄、値下がり309銘柄で、指数ほど市場全体は弱くありませんでした。

15日6時の大阪取引所ナイト終値は、日経225先物12月限63,220円、TOPIX先物12月限4,044.5。日経225先物は夜間安値62,620円から戻しています。

見る点: 日経平均の下落とTOPIXの上昇という前日のねじれが続くか、半導体株の追加下落を金融・資源株が吸収できるかを寄り付きで見ます。

② 米国市場

9月14日の米国株は、NYダウ52,421.17(0.29%安)、S&P5007,619.94(0.48%安)、NASDAQ26,186.41(0.56%安)で終了しました。Nasdaq公式のSOXは11,131.28(5.9%安)、NVIDIAは3.4%安です。

見る点: 米半導体の下げが日本のAI・半導体株に追加波及するかを確認します。金融・資源・商社への資金分散が続くかも同時に見ます。

③ 為替・金利・商品

15日7時30分時点のドル円は154.355円、米10年債は5.01%。日本10年債は9月14日終値で2.980%、Brentは105.68ドル、WTIは101.39ドルで終了しました。

指標確認値株式市場への見方
USD/JPY154.355円輸出株の下支え要因
米10年債5.01%AI・高PER株に逆風
Brent / WTI105.68 / 101.39ドル資源株には追い風、空運・物流には負担

見る点: 原油高と長期金利高が続く間は、資源・銀行と半導体・空運の業種差を見ます。

④ 地政学・重要マクロ材料

中東情勢を背景に、原油輸送の供給不安が残っています。米FOMCは9月15〜16日、日銀金融政策決定会合は9月17〜18日の日程です。

見る点: FOMC結果は日本時間17日未明の予定です。寄り付きでは政策発表前の調整、銀行株では日銀会合を意識した金利感応度を見ます。

⑤ 前日決算・業績修正

ギフトホールディングス(9279は9月14日、2026年10月期第3四半期決算を発表し、累計売上高約322億円、営業利益約37億円、年間配当予想19.5円から21円への増額を開示しました。ハマイ(6497は通期経常利益予想を13.8億円から9億円へ下方修正しています。

株価材料として見る点: 増配を伴う利益成長と通期計画の下方修正で差が出ます。会社計画への進捗も確認します。

⑥ 今日の決算予定

アスクル(2678は本日9月15日に2027年5月期第1四半期決算を発表予定です。法人向けECの売上回復、物流・配送効率、システム障害後の事業正常化を確認します。

⑦ 株主還元

レオパレス21(8848はTOBへの賛同に伴い、2027年3月期の年間配当を見送る方針を公表しました。かどや製油(2612も期末配当を見送り、株主優待制度を廃止します。いずれも通常の減配ではなく、TOB条件と合わせて確認する材料です。

ToSTNeT-3では、9月14日にタカラスタンダード(7981が12万8,600株を約定。本日9月15日はモロゾフ(2217が1株1,483円、上限7万4,000株の自己株式取得を予定しています。立会外取引の買付上限は、通常市場の継続的な買い需要とは分けて見ます。

⑧ 今日の注目銘柄

ソフトバンクグループ(9984)・アドバンテスト(6857)・東京エレクトロン(8035)・キオクシアHD(285AはSOX安の影響を受けやすく、MUFG(8306)・SMFG(8316は金利、INPEX(1605)・ENEOS(5020は原油高が材料になります。

反対に、JAL(9201)・ANA HD(9202は燃料コストが重荷です。寄り付き後は、半導体売りと資源・銀行への資金分散が同時に進むかを見ます。

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出典

※本記事は2026年9月15日7時30分(日本時間)時点で確認した公開情報を独自に整理したものです。特定銘柄の売買を推奨するものではなく、株式・ETF等への投資は価格変動により投資元本を割り込む可能性があります。