GPT-5.5の提供終了と後継モデルへの移行

今日の見方

今回は新モデルの性能発表ではなく、既存モデルのライフサイクル管理が焦点です。OpenAIのリリースノートによると、終了するのはChatGPT、ChatGPT Work、Codex上のGPT-5.5で、OpenAI APIは対象外。APIで同じモデル名を指定している利用者まで一斉に切り替える話ではありません。

この切り分けは、日本株のAIテーマを見るうえで意外に大きいポイントです。ChatGPTやCodexを社内の開発・調査業務に組み込む企業では、保存したモデル設定、カスタムエージェント、スケジュール処理の確認が必要になります。AI導入支援やシステム運用を提供する企業には移行案件の余地がある一方、今回の告知だけで受注増や利益寄与が決まったわけではありません。

注目ニュース

1. GPT-5.5は2026年10月14日にChatGPT系サービスから終了

ChatGPT公式アカウントは2026年9月15日、ChatGPT、ChatGPT Work、Codexの全プランでGPT-5.5を2026年10月14日に終了すると告知しました。CodexでGPT-5.5を利用している場合は、GPT-5.6 SolまたはGPT-6 Astraへの移行を促しています。OpenAI公式リリースノートでも同じ終了日が示されています。

投資家が見る点: 影響が先に出るのは、モデルを固定して使う企業の設定確認と検証作業です。国内のSI、業務ソフト、クラウド関連では、AI対応の看板より、移行支援が有償案件になるか、保守・監視を含む継続収入になるかを決算で確認します。

2. 後継モデルの利用条件はプランや環境で異なる、APIは対象外

OpenAIのヘルプセンターでは、GPT-5.6 Solを対象となる有料プランへ順次提供し、GPT-6 Astraは対象プランのGPT-6 ProやChatGPT Work、Codexで提供すると説明しています。利用できるモデルや上限は契約プラン、ワークスペース設定、製品ごとに異なります。公式リリースノートは、GPT-5.5終了がOpenAI APIには適用されないとしています。

株価材料として見る点: 後継モデルの利用拡大は、クラウドや計算資源の需要を連想させますが、利用量がそのまま国内企業の売上になるわけではありません。AI関連株では、導入社数だけでなく、API・クラウド費用を差し引いた粗利、開発工数、継続率まで数字に表れるかが次の確認材料です。

確認しておきたい日程

日時確認事項
2026年9月15日ChatGPT公式アカウントがGPT-5.5の終了を告知
2026年10月14日ChatGPT、ChatGPT Work、CodexでGPT-5.5を終了予定。OpenAI APIは対象外
10月14日までモデル設定、カスタムエージェント、スケジュール処理、社内検証の移行状況
各社の次回決算AI導入支援、クラウド費用、運用監視、継続契約の採算

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出典

※本記事はOpenAIの公式情報をもとに、AIモデル移行と日本株の確認ポイントを整理したものです。特定の金融商品や銘柄の売買を推奨するものではありません。株式投資には価格変動による元本割れの可能性があります。