40年利付国債9月債を3,000億円程度発行予定

今日の見方

今回の40年債は新しい回号ではなく、5月に発行した第19回債への追加発行である。既発債と同じ表面利率・償還日を共有し、市場残高を増やす。発行予定額3,000億円に対する応募額と落札利回りが、超長期投資家の需要を判断する中心材料となる。

市場反応の見立てとして、強い需要は40年金利の上昇を抑え、保険会社の運用機会と債券評価の双方に影響し得る。弱い入札なら超長期金利が上がる可能性があるが、日銀政策や海外金利の影響も大きいため、入札単独の材料と断定しない。

注目ニュース

1. 発行予定額3,000億円、9月29日入札

入札は9月29日、発行は9月30日。償還日は2066年3月20日で、満期まで約40年の金利リスクを持つ。入札当日午後2時から、国債市場特別参加者向けの第Ⅱ非価格競争入札も予定される。

投資家が見る点: 応募倍率に加え、平均落札利回りと市場実勢との差、テールの大きさを確認する。

2. 第19回債のリオープン発行

2026年5月債の第19回債を追加発行する。入札は利回り競争入札のダッチ方式で、応札刻みは0.5bp。価格競争入札とは落札決定方法が異なる。

投資家が見る点: 既発第19回債の入札前後の利回りと、30年・20年債とのスプレッドを確認したい。

3. 超長期金利から株式へ波及

40年債需給は保険・年金の長期運用と関係が深い。結果は債券市場が中心だが、長期割引率や金融機関の運用収益を通じて株式評価にも波及し得る。

株価材料として見る点: 保険株には運用利回り上昇が追い風となる一方、保有債券の価格下落は注意点。不動産・高PER株は割引率上昇への感応度を確認する。

確認しておきたい日程

  • 2026年9月29日: 40年利付国債9月債の入札
  • 2026年9月30日: 発行予定日

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