今日の見方
新規申請の前週値は19万6,000件から19万8,000件へ2,000件上方改定されたが、最新週はそこから小幅に減少した。4週平均も前週改定値20万4,000件から1,750件低下。一方、継続受給者数はわずかに増え、失業保険受給率は1.1%で横ばいだった。
市場への波及は見立てとなる。新規申請の低さは米労働市場の底堅さを示し、米金利やドルを支える経路がある一方、継続受給の増加は再就職の速度に注意を促す。日本株ではドル円と米2年債利回り、米株先物の発表後反応を確認し、単独指標で方向を固定しない。
注目ニュース
1. 新規申請は19万7,000件
季節調整済み新規申請は前週比1,000件減。前年の比較可能週は21万9,000件だった。
投資家が見る点: 20万件前後の低水準が続くか、企業の人員削減が広がる兆候があるかを複数週で確認する。
2. 4週平均は20万2,250件
変動をならす4週移動平均は前週から1,750件低下した。未調整の新規申請は16万3,811件で前週比1万243件増だった。
投資家が見る点: 季節調整済みと未調整の方向差を踏まえ、祝日や季節要因による振れを過大評価しない。
3. 継続受給は171万9,000人
9月12日終了週の継続受給者数は2,000人増。前週値は173万人から171万7,000人へ下方改定された。
株価材料として見る点: 新規解雇と再就職の双方を分けて見て、次回雇用統計や求人指標との整合性を確認したい。