今日の見方
前日の日経平均は下落し、21日前場は反発しました。ただし、前引けでは6万5,000円に届いていません。後場に節目を回復できるか、上昇が維持されるかを見ます。
前場の主要指数
| 指数 | 11時30分・前引け | 前日比 |
|---|---|---|
| 日経平均 | 64,823.55円 | +748.13円(+1.17%) |
日経平均は前引けで6万5,000円を下回りました。後場に節目を回復して水準を保つか、前場の上昇が一部の値がさ株に偏らず続くかが焦点です。
朝刊から変わったこと
朝刊では、夜間先物の反発が現物株へ広がるかを確認点に挙げていました。前場の日経平均は1.17%高で終えましたが、6万5,000円台は維持できていません。前日の下落を受けた反発が後場も続くかを見ます。
8時50分に公表された貿易統計の結果は、朝刊時点の予定から実績へ切り替わりました。詳細は9月貿易統計の記事にまとめています。
注目ニュース
1. 9月貿易収支は5カ月連続の赤字
財務省の速報では、輸出額は10兆9,723億円(前年同月比16.7%増)、輸入額は11兆5,088億円(18.9%増)、差引は5,365億円の赤字でした。半導体等電子部品や自動車の輸出が伸びた一方、原粗油や半導体等電子部品などの輸入も増えています。
投資家が見る点: 輸出関連株の手掛かりになる一方、輸入額の伸びが輸出を上回りました。単月の金額だけで企業業績を判断せず、数量や為替の影響を各社の決算と照らします。
2. 令和アカウンティングHD(296A)は中間期増益
10月21日11時30分発表の2027年3月期中間期決算は、売上高29億5,500万円(前年同期比11.3%増)、営業利益10億7,000万円(30.5%増)でした。通期の売上高63億円、営業利益21億6,000万円の予想は据え置きです。
投資家が見る点: 中間期は増収増益ですが、通期予想の修正はありません。下期の売上・利益計画に対する進み方が次の確認点です。
3. オリンパス(7733)はFDA輸入警告、通期予想を維持
同社は、米食品医薬品局(FDA)が一部製品に輸入警告を出したと10月21日に発表しました。指定製品の米国への輸入が制限されますが、会社は2027年3月期業績への追加影響を見込まず、業績予想を据え置きました。
投資家が見る点: 輸入制限の対象と継続期間は今後の開示事項です。会社見通しへの影響と、実際の販売・供給状況を分けて追います。
4. 第一カッター興業・ダイケンは立会外で自己株を取得
第一カッター興業(1716)は70万株・9億1,000万円、ダイケン(5900)は7万2,100株・6,121万2,900円を、10月21日のToSTNeT-3で取得し、今回の取得を終了しました。
投資家が見る点: いずれも立会外取引での取得結果です。通常の立会市場で継続して買い付ける枠と混同せず、各社の決議内容と取得規模を確認します。
後場の確認点
- 日経平均が6万5,000円を回復し、その水準を維持できるか
- 9月貿易統計の輸出数量・輸入コストと、各社決算への反映をどう見るか
- 午後に発表される企業開示で、会社計画や業績への影響に変更があるか
関連ページ
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