バレッグス 239A|2024年9月期 開発事業が牽引、営業利益3.1倍 伸びた数字 売上高 29.24億円(+22.6%) 営業利益 2.05億円(+208.5%) 確認点 営業CF 0.18億円 自己資本比率 23.8% kabutrack.com

決算サマリー

項目2024年9月期前期増減率2025年9月期計画
売上高29.24億円23.84億円+22.6%34.48億円
営業利益2.05億円0.66億円+208.5%2.41億円
経常利益1.89億円0.67億円+182.7%2.21億円
当期純利益1.23億円0.44億円+180.1%1.45億円
EPS77.07円27.51円+180.1%90.65円

営業利益率は2.8%から7.0%へ改善した。不動産開発の販売用不動産売却が進み、利益の伸びが売上の伸びを大きく上回った。

セグメント

事業売上高前期比セグメント利益前期比
不動産賃貸13.64億円+5.9%3.35億円+34.1%
不動産開発6.14億円+222.9%1.65億円+91.9%
建築9.33億円+5.2%0.49億円+0.3%
その他0.12億円-33.8%△0.06億円赤字転換

不動産開発は売上が3倍超となり、全社増収の中心になった。賃貸も利益が34.1%増えた一方、建築は増収に対して利益がほぼ横ばいで、採算改善の余地を残した。

財務安全性

総資産は36.81億円、純資産は8.76億円、自己資本比率は23.8%だった。営業CF0.18億円、投資CF△5.89億円、財務CF5.46億円で、現金同等物は16.74億円。投資を借入などで補う構図であり、利益成長と資金回収の速度を併せて見たい。

ポジティブ要因

  • 不動産開発の売上拡大により営業利益率が4.2ポイント改善した。
  • 賃貸事業は安定需要を背景に増収増益となった。
  • 2025年9月期も17.9%増収、17.5%営業増益を計画する。

リスク要因

  • 自己資本比率は23.8%で、販売用不動産の取得を借入に依存しやすい。
  • 建築事業は資材・外注費の上昇を価格へ転嫁できるかが焦点になる。
  • 金利上昇は住宅ローン需要と不動産投資需要の双方を冷やす可能性がある。

総合判断

総合判断はややポジティブである。開発事業の拡大と賃貸事業の増益によって収益性は明確に改善した。ただし、営業CFの薄さと自己資本比率23.8%を踏まえると、次期は増益だけでなく在庫回転と借入残高の推移が重要になる。

出典