決算サマリー
| 項目 | 2026年9月期中間 | 前年同期 | 増減率 | 通期計画 | 進捗率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 22.71億円 | 18.23億円 | +24.6% | 42.08億円 | 54.0% |
| 営業利益 | 2.55億円 | 2.76億円 | -7.4% | 4.00億円 | 63.7% |
| 経常利益 | 2.56億円 | 2.68億円 | -4.2% | 3.60億円 | 71.1% |
| 中間純利益 | 1.68億円 | 1.74億円 | -3.1% | 2.37億円 | 70.9% |
| EPS | 105.62円 | 109.00円 | -3.1% | 148.38円 | 71.2% |
売上高は伸びたが、営業利益率は15.1%から11.2%へ低下した。開発事業の構成比上昇だけでなく、賃貸・建築の減益も利益率を押し下げた。
セグメント
| 事業 | 売上高 | 前年同期比 | セグメント利益 | 前年同期比 |
|---|---|---|---|---|
| 不動産賃貸 | 7.50億円 | +3.7% | 1.84億円 | -21.6% |
| 不動産開発 | 8.88億円 | +68.0% | 1.81億円 | +28.7% |
| 建築 | 6.10億円 | +12.2% | 0.62億円 | -12.3% |
| その他 | 0.24億円 | -16.8% | 0.01億円 | -78.6% |
開発事業は販売用不動産の売却と売買仲介が伸び、全社増収を牽引した。一方、賃貸は前年の繁忙期が強かった反動、建築は原価負担、その他は旅館・外国籍向けサービスの人材面が採算を圧迫した。
財務安全性
総資産は36.50億円、純資産は11.73億円、自己資本比率は32.1%へ上昇した。営業CF2.11億円、投資CF△0.30億円、財務CF△2.41億円で、現金同等物は16.06億円。借入金返済を進めながら営業CFを確保しており、財務面は前期末より改善した。
ポジティブ要因
- 開発事業が68.0%増収、28.7%増益となり、成長を牽引した。
- 自己資本比率は前期末比4.5ポイント上昇した。
- 通期の増収増益計画と年間33円の配当予想は据え置かれた。
リスク要因
- 賃貸・建築の2事業が減益で、全社営業利益率が低下した。
- 開発事業は物件の売却時期で四半期ごとの業績が振れやすい。
- 連結子会社ボールギャランティを除外しており、比較時には事業範囲の変化も確認が必要である。
通期見通し
2026年9月期は売上高42.08億円、営業利益4.00億円、経常利益3.60億円、純利益2.37億円を計画する。中間期の利益進捗は高いが、下期に開発物件の仕入れや建築原価が増える可能性がある。年間配当予想は33円で変更はない。
総合判断
総合判断は中立である。開発事業の成長と財務改善は評価できるが、賃貸と建築の減益により増収が全社利益へつながらなかった。通期計画達成の確度を上げるには、開発の販売継続に加え、賃貸・建築の利益率回復が必要である。
出典
- 株式会社バレッグス「2026年9月期 中間決算短信〔日本基準〕(連結)」(2026年5月14日)