バレッグス 239A|2026年9月期 中間 24.6%増収、営業利益は7.4%減 伸びた事業 不動産開発売上 +68.0% 同セグメント利益 +28.7% 利益の重し 不動産賃貸利益 -21.6% 建築利益 -12.3% kabutrack.com

決算サマリー

項目2026年9月期中間前年同期増減率通期計画進捗率
売上高22.71億円18.23億円+24.6%42.08億円54.0%
営業利益2.55億円2.76億円-7.4%4.00億円63.7%
経常利益2.56億円2.68億円-4.2%3.60億円71.1%
中間純利益1.68億円1.74億円-3.1%2.37億円70.9%
EPS105.62円109.00円-3.1%148.38円71.2%

売上高は伸びたが、営業利益率は15.1%から11.2%へ低下した。開発事業の構成比上昇だけでなく、賃貸・建築の減益も利益率を押し下げた。

セグメント

事業売上高前年同期比セグメント利益前年同期比
不動産賃貸7.50億円+3.7%1.84億円-21.6%
不動産開発8.88億円+68.0%1.81億円+28.7%
建築6.10億円+12.2%0.62億円-12.3%
その他0.24億円-16.8%0.01億円-78.6%

開発事業は販売用不動産の売却と売買仲介が伸び、全社増収を牽引した。一方、賃貸は前年の繁忙期が強かった反動、建築は原価負担、その他は旅館・外国籍向けサービスの人材面が採算を圧迫した。

財務安全性

総資産は36.50億円、純資産は11.73億円、自己資本比率は32.1%へ上昇した。営業CF2.11億円、投資CF△0.30億円、財務CF△2.41億円で、現金同等物は16.06億円。借入金返済を進めながら営業CFを確保しており、財務面は前期末より改善した。

ポジティブ要因

  • 開発事業が68.0%増収、28.7%増益となり、成長を牽引した。
  • 自己資本比率は前期末比4.5ポイント上昇した。
  • 通期の増収増益計画と年間33円の配当予想は据え置かれた。

リスク要因

  • 賃貸・建築の2事業が減益で、全社営業利益率が低下した。
  • 開発事業は物件の売却時期で四半期ごとの業績が振れやすい。
  • 連結子会社ボールギャランティを除外しており、比較時には事業範囲の変化も確認が必要である。

通期見通し

2026年9月期は売上高42.08億円、営業利益4.00億円、経常利益3.60億円、純利益2.37億円を計画する。中間期の利益進捗は高いが、下期に開発物件の仕入れや建築原価が増える可能性がある。年間配当予想は33円で変更はない。

総合判断

総合判断は中立である。開発事業の成長と財務改善は評価できるが、賃貸と建築の減益により増収が全社利益へつながらなかった。通期計画達成の確度を上げるには、開発の販売継続に加え、賃貸・建築の利益率回復が必要である。

出典