バレッグス 239A|2025年9月期 中間 営業利益3.9倍、通期計画を超過 中間実績 売上高 18.23億円(+46.3%) 営業利益 2.76億円(+287.3%) 通期計画 売上高 34.48億円 営業利益 2.41億円(据え置き) kabutrack.com

決算サマリー

項目2025年9月期中間前年同期増減率通期計画進捗率
売上高18.23億円12.45億円+46.3%34.48億円52.9%
営業利益2.76億円0.71億円+287.3%2.41億円114.5%
経常利益2.68億円0.65億円+314.6%2.21億円121.1%
中間純利益1.74億円0.42億円+310.3%1.45億円120.3%
EPS109.00円26.56円+310.3%90.65円120.2%

利益は中間期で通期計画を超えた。ただし、不動産業は物件売却時期による振れが大きく、単純な進捗率だけで上振れ幅を決めにくい。

セグメント

事業売上高前年同期比セグメント利益前年同期比
不動産賃貸7.23億円+11.0%2.35億円+38.5%
不動産開発5.28億円+358.3%1.40億円+243.7%
建築5.44億円+20.2%0.70億円+363.3%
その他0.29億円+6.3%△0.05億円赤字転換

開発事業の物件売却が最大の増益要因だった。賃貸は繁忙期需要、建築は原価管理の改善が寄与した。一方、その他事業は外国籍向けサービスが伸びたものの、旅館の修繕・人手不足で赤字になった。

財務安全性

総資産は36.13億円、純資産は10.51億円、自己資本比率は29.1%へ上昇した。営業CF2.58億円、投資CF△0.73億円、財務CF△2.09億円で、現金同等物は16.50億円。販売用不動産の売却で運転資金が回収され、営業CFは前年同期の赤字から改善した。

ポジティブ要因

  • 開発、賃貸、建築の3事業がそろって増益となった。
  • 営業CFが黒字転換し、利益と資金回収が同じ方向を向いた。
  • 自己資本比率が前期末比5.3ポイント改善した。

リスク要因

  • 通期予想据え置きのため、中間期の利益水準が下期も続くとは限らない。
  • 旅館業の人手不足と修繕負担がその他事業の赤字要因となっている。
  • 金利・不動産価格・建築原価の変動が複数事業へ同時に影響する。

総合判断

総合判断はポジティブである。利益は通期計画を前倒しで超え、営業CFと自己資本比率も改善した。次の焦点は、開発物件の売却時期による反動を吸収し、通期でどこまで計画を上回れるかである。

出典