決算サマリー
| 項目 | 2025年9月期 | 前期 | 増減率 | 2026年9月期計画 |
|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 34.64億円 | 29.24億円 | +18.5% | 42.08億円 |
| 営業利益 | 2.97億円 | 2.05億円 | +44.5% | 4.00億円 |
| 経常利益 | 2.81億円 | 1.89億円 | +48.3% | 3.60億円 |
| 当期純利益 | 1.80億円 | 1.23億円 | +46.3% | 2.37億円 |
| EPS | 112.72円 | 77.07円 | +46.3% | 148.38円 |
営業利益率は7.0%から8.6%へ上昇した。売上高と各利益は期初計画を上回り、特に建築事業の利益が約2倍になった。
セグメント
| 事業 | 売上高 | 前期比 | セグメント利益 | 前期比 |
|---|---|---|---|---|
| 不動産賃貸 | 14.02億円 | +6.3% | 3.43億円 | +9.6% |
| 不動産開発 | 9.23億円 | +50.3% | 2.51億円 | +52.6% |
| 建築 | 10.84億円 | +16.1% | 1.00億円 | +105.7% |
| その他 | 0.55億円 | -4.3% | △0.07億円 | 赤字転換 |
開発事業は販売用不動産の売却が進み、売上・利益とも5割増となった。建築は原価管理と戸建てリノベーションの受注体制整備で利益が倍増した。その他事業は人材不足の影響を受けた。
財務安全性
総資産は38.32億円、純資産は10.56億円、自己資本比率は27.6%だった。営業CF1.67億円、投資CF△0.30億円、財務CF△1.43億円で、現金同等物は16.67億円。フリーCFは1.37億円の黒字となり、前年より資金収支は改善した。
株主還元
年間配当は前期の0円から33円へ引き上げられ、配当性向は29.3%となった。2026年9月期も年間33円を予想しており、会社計画どおりなら予想配当性向は22.2%となる。
ポジティブ要因
- 開発と建築の利益成長で営業利益率が改善した。
- 営業CFが黒字を維持し、フリーCFもプラスとなった。
- 次期は売上高21.5%増、営業利益34.7%増を計画する。
リスク要因
- 次期計画は開発事業の物件取得・売却が予定どおり進むことを前提とする。
- 自己資本比率は27.6%で、金利上昇時の資金調達コストに注意が必要である。
- その他事業の人材不足が続けば、赤字縮小が遅れる可能性がある。
総合判断
総合判断はポジティブである。主力3事業が増収増益となり、利益率、キャッシュ・フロー、配当の3点が前進した。次期の営業利益4.00億円を実現できるかは、開発事業の仕入れ・販売と建築事業の原価管理に左右される。
出典
- 株式会社バレッグス「2025年9月期 決算短信〔日本基準〕(連結)」(2025年11月14日)
- 株式会社バレッグス「剰余金の配当に関するお知らせ」(2025年11月14日)