1. 投資判断サマリー

ブロンコビリー(3091)の2026年12月期第3四半期累計は、売上高253.51億円、営業利益30.54億円でした。既存店売上高は前年同期比107.8%で、営業利益は48.4%増。通期予想は据え置きです。7月の1対2分割により、中間配当と期末配当予想の表示基準が異なる点にも注意が必要です。

項目内容
更新日2026年10月22日
総合評価中立
基準資料最新の決算開示・反映済みの訂正

2. 投資評価(星評価・レーダーチャート)

評価は開示事実に基づく5段階の定性整理です。価格目標や売買推奨を示すものではありません。

評価軸評価根拠・確認点
成長性★★★★☆既存店売上は前年同期比107.8%。
収益性★★★★☆営業利益率は12.0%へ改善。
財務★★★★☆自己資本比率80.5%。
配当★★★☆☆中間20円は分割前、期末10円は分割後。
安定性★★★☆☆外食需要と原価・人件費の影響を受ける。
成長性収益性財務配当安定性 kabutrack.com
時間軸確認点
短期既存店売上と買収・出店による売上の違い
中期原材料・人件費負担と利益率
長期分割前後の配当表示基準

3. 最新決算サマリー

項目当期実績前年同期増減率
売上高253.51億円224.69億円+12.8%
営業利益30.54億円20.58億円+48.4%
経常利益30.73億円21.32億円+44.2%
純利益20.49億円14.19億円+44.3%
EPS68.79円47.70円+44.2%

4. 今回の決算で注目するポイント

営業利益率は前年同期の9.2%から12.0%へ上がりました。1~9月の既存店売上高前年比107.8%は7.8%増を意味します。既存店の成長率と、買収・新店を含む連結売上高の12.8%増は範囲が異なります。EPSは比較期間も株式分割後の基準に調整されています。

5. 投資判断のポイント

  • 既存店売上と買収・出店による売上の違い。
  • 原材料・人件費負担と利益率。
  • 分割前後の配当表示基準。

6. リスク要因

原材料費、人件費、エネルギー費の上昇は引き続き確認が必要です。店舗施策による増収が利益をどの程度残せるか、既存店と新店の採算を分けて見る必要があります。スクラッチカードの使用実績率などを見積りに反映する方法変更の損益影響は、会社によれば軽微です。

7. 成長性

会社はサラダバーの「ブロンコビュッフェ」への刷新、期間限定メニュー、販促などを説明しています。既存店売上の伸長に加え、朝日ミートを4月に完全子会社化し、西日本の店舗に向けた商品製造・供給の基盤づくりを進めました。買収分だけの売上寄与額は短信で分離されていません。

2026年12月期の通期会社予想は売上高340億円、営業利益39.70億円、経常利益40.20億円、純利益26億円、EPS87.28円で据え置きです。中間配当20円は分割前、期末予想10円は分割後。単純合計30円を年間配当額として表示することはできず、会社は年間合計を「-」とし、分割前換算では40円と説明しています。

8. 総合評価

評価は中立です。既存店増収と利益率改善を確認できる決算ですが、新規連結や出店を含む成長と既存店成長を区別し、原価・人件費の変化と通期計画の達成度を追う必要があります。

出典

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