日本株 マーケットニュース 決算 企業分析

【要約】

8月31日(月)から9月4日(金)までに、東京証券取引所上場会社では21銘柄の決算発表が予定されています。8月31日はトリケミカル研究所、パーク24など5銘柄、9月1日は伊藤園など3銘柄、9月2日と3日は各1銘柄、9月4日は11銘柄です。

発表予定は変更されることがあります。銘柄名だけで先回りせず、各社の決算短信で売上高、営業利益、通期計画、営業キャッシュ・フローを確認します。以下では、予定日と決算期に加え、投資家が見る点を銘柄ごとに整理します。


週明け日本株 8月31日から9月4日の決算予定21銘柄 8月31日から9月4日に決算発表を予定する21銘柄と確認点を示す図 週明け日本株・決算予定 2026.08.30 8/31〜9/4 21銘柄 日程と業績の確認点を分けて見る 半導体材料・飲料・住宅・建設機械・ITなど 8/31 5銘柄 9/1 3銘柄 9/2-3 2銘柄 9/4 11銘柄 見る順番:発表日 → 進捗 → 利益率 → 通期計画 → キャッシュ kabutrack.com

今日の見方

今週は決算集中週ではありませんが、発表銘柄が少ない日ほど個別材料が目立ちやすくなります。8月31日は半導体材料のトリケミカル研究所と駐車場運営のパーク24、9月1日は飲料大手の伊藤園、9月2日は内田洋行、9月4日は建設機械レンタルのカナモトと電線商社の泉州電業が確認しやすい銘柄です。

見る順番は、まず前年同期比の売上・営業利益、次に通期計画に対する進捗、最後に利益率と営業キャッシュ・フローです。増収でも利益率が下がっている会社、利益が出てもキャッシュが弱い会社は、見出しの数字だけでは判断しにくい点に注意します。

注目ニュース

1. 8月31日(月)は5銘柄

以下は8月28日時点で確認できる決算発表予定です。予定時刻や日程は各社の最新開示を優先します。

  • ラクーンホールディングス(3031)|2027年4月期第1四半期予定。投資家が見る点: EC流通額、決済・フィナンシャル事業の残高と貸倒コスト、営業利益率。
  • 東和フードサービス(3329)|2027年4月期第1四半期予定。投資家が見る点: 既存店の客数・客単価、値上げ後の粗利率、人件費と出店投資が利益に残るか。
  • トリケミカル研究所(4369)|2027年1月期第2四半期予定。投資家が見る点: 半導体向け高純度材料の販売数量、製品構成、営業利益率、通期計画の進み具合。
  • サイバーソリューションズ(436A)|2027年4月期第1四半期予定。投資家が見る点: セキュリティ関連の契約・案件の積み上がり、継続収入、採用・開発費。
  • パーク24(4666)|2026年10月期第3四半期予定。投資家が見る点: 駐車場の稼働・料金、モビリティ事業の採算、営業利益の進捗とキャッシュ創出。

投資家が見る点: 8月31日はトリケミカル研究所の半導体材料需要と、パーク24の利益進捗が市場の比較対象になりやすい日です。ただし、発表前の期待や株価反応は決めつけず、会社計画との差を確認します。

2. 9月1日(火)は3銘柄

  • 伊藤園(2593)|2027年4月期第1四半期予定。投資家が見る点: 茶飲料の販売数量・価格改定、原料・物流費、広告宣伝費が営業利益率にどう表れるか。
  • ダイサン(4750)|2027年4月期第1四半期予定。投資家が見る点: 足場レンタルの稼働率、受注単価、人件費負担。増収計画でも薄い利益率が改善するか。
  • ピープル(7865)|2027年1月期第2四半期予定。投資家が見る点: 季節性を踏まえた年末商戦前の在庫、商品別採算、営業赤字の縮小が続くか。

投資家が見る点: 伊藤園は売上規模より利益率、ダイサンとピープルは売上の伸びより採算改善を先に見ます。四半期単独の数字だけで通期達成を断定しないことも必要です。

3. 9月2日(水)・3日(木)は各1銘柄

  • 内田洋行(8057)|9月2日、2026年7月期本決算予定。投資家が見る点: 教育ICT・公共分野の案件進捗、売上の大型案件依存、来期の利益率と受注残。
  • 不二電機工業(6654)|9月3日、2027年1月期第2四半期予定。投資家が見る点: 受注・販売数量、原材料費、営業利益率。第1四半期の減益が一時要因か、通期計画に影響するか。

投資家が見る点: 2日と3日は1銘柄ずつのため、決算内容の個別性が大きくなります。内田洋行は来期計画、不二電機工業は利益回復の根拠を、前年同期比だけでなく受注とコストの内訳で確認します。

4. 9月4日(金)は11銘柄

  • 日本ハウスホールディングス(1873)|2027年4月期第1四半期予定。投資家が見る点: 住宅の受注・引き渡し、土地仕入れ、粗利率と営業キャッシュ・フロー。
  • ロック・フィールド(2910)|2027年4月期第1四半期予定。投資家が見る点: 既存店売上、客数・客単価、原材料費・人件費。売上維持が利益回復につながるか。
  • ティーライフ(3172)|2026年7月期本決算予定。投資家が見る点: 通信販売の新規顧客獲得費、リピート率、商品構成と在庫。
  • エイチームホールディングス(3662)|2026年7月期本決算予定。投資家が見る点: ゲームの新作・既存タイトル、利用者の収益化、ライフスタイル事業の利益回復。
  • 大和コンピューター(3816)|2026年7月期本決算予定。投資家が見る点: 受注残と継続収入、人件費・外注費、営業利益率が来期計画にどう反映されるか。
  • ナトコ(4627)|2026年10月期第3四半期予定。投資家が見る点: 塗料などの販売数量・価格、原材料費、海外を含む採算と通期計画の進捗。
  • エイケン工業(7265)|2026年10月期第3四半期予定。投資家が見る点: 自動車・産業用フィルターの需要、原材料価格、低い利益率が底入れするか。
  • ハイレックスコーポレーション(7279)|2026年10月期第3四半期予定。投資家が見る点: 自動車向けコントロールケーブルの数量、地域別採算、為替と営業利益の連動。
  • ファースト住建(8917)|2026年10月期第3四半期予定。投資家が見る点: 戸建ての販売棟数、在庫・土地仕入れ、販売価格と粗利率。
  • カナモト(9678)|2026年10月期第3四半期予定。投資家が見る点: 建設機械レンタルの稼働率、レンタル単価、減価償却負担、通期営業利益の進捗。
  • 泉州電業(9824)|2026年10月期第3四半期予定。投資家が見る点: 電線需要、販売価格と仕入れ価格の差、設備投資・データセンター関連需要が利益に残るか。

投資家が見る点: 9月4日は銘柄数が多く、住宅・小売・IT・化学・自動車部品・建設関連に分かれます。業種を一括りにせず、各社の通期計画、利益率、在庫または受注の変化を比較します。

確認しておきたい日程

日付発表予定銘柄数主な確認銘柄・論点
2026年8月31日(月)5銘柄トリケミカル研究所、パーク24。半導体材料需要、稼働・利益進捗
2026年9月1日(火)3銘柄伊藤園、ダイサン、ピープル。販売数量、採算、季節性
2026年9月2日(水)1銘柄内田洋行。本決算と来期計画
2026年9月3日(木)1銘柄不二電機工業。第1四半期減益からの回復
2026年9月4日(金)11銘柄住宅、惣菜、IT、化学、自動車部品、建設関連

関連ページ

出典

  • 日本取引所グループ「決算発表予定日」(上場会社から連絡された予定を掲載。予定変更の可能性あり)
  • JPXの予定表(2026年8月20日現在)を2026年8月31日に再確認。発表前は各社IRの最新日程を確認してください。