日本株朝刊 2026年8月29日 注目6件 日経225先物65830円、SOX3.35%安、ドル円160.102円を軸に週明けの確認点を示す図 日本株朝刊 2026.08.29 注目6件 先物安・SOX安・ドル円160円台 月曜の半導体、銀行、自動車の値持ちを確認 日経225先物 6時 65,830円 SOX 8/28 −3.35% USD/JPY 8:12確認 160.102円 米金利 / 円安・介入警戒 / 8月31日決算・自社株買い kabutrack.com

今日の見方

8月29日は土曜日のため、東京市場は休場です。8月31日(月)の寄り付きでは、日経225先物が現物終値から575.56円下にあること、米SOXが3.35%下落したこと、ドル円が160円台にあることを同時に確認します。指数の下振れを決めつけず、半導体株の値持ちとTOPIXの相対的な強さを分けて見ます。

米金利上昇は銀行株の利ざや改善期待を支える一方、不動産や高PER株には重しになります。円安は自動車など輸出企業の円換算利益を支えやすいものの、160円台では為替介入への警戒も強まります。週明けは、金利・為替・セクター間の資金配分が焦点です。

注目ニュース

1. 日経平均66,405円に上昇、先物は65,830円

8月28日の日経平均は66,405.56円、TOPIXは4,146.71ポイントで取引を終えました。8月29日6時時点の画面表示では、日経225先物(期近)は65,830円、前日清算値比620円安、8月28日の現物終値比575.56円安でした。

投資家が見る点: 月曜は66,000円を回復できるかが最初の観察点です。先物水準だけで寄り付き後の方向を固定せず、半導体株の下げ幅、TOPIX、銀行株の値持ちを並べて確認します。

2. 米国株は半導体中心に調整、SOXは3.35%安

8月28日の米国市場は、NYダウが0.02%安、S&P500が0.25%安、NASDAQが0.52%安でした。フィラデルフィア半導体株指数(SOX)は3.35%安の11,483.9、NVIDIAは4.6%安となり、前日の半導体高から流れが変わりました。

株価材料として見る点: 東京市場ではアドバンテスト、東京エレクトロン、キオクシアHDなどがSOX安をどこまで織り込むかを見ます。米金利が落ち着いても半導体株の安値更新が続くなら、AI需要よりポジション調整が優勢な可能性があります。これは市場の読みであり、寄り付き後の値動きで確認します。

3. ドル円は160.102円、米金利上昇と介入警戒が併存

日本時間8月29日8時12分に確認した市場画面では、価格欄の5時54分時点のUSD/JPY(Bid)が160.102円、高値160.204円、安値159.290円でした。米10年債利回りは4.728%とされ、ドル高・円安と金利上昇が同時に進んだ形です。

FRBのウォーシュ議長は8月28日の講演で、PCE物価指数の前年比上昇率3.7%、6か月変化率4.1%を挙げ、2%目標を上回っていると説明しました。金融環境を広く引き締め的とは表現しにくいとの見方も示しています。

投資家が見る点: これを米利上げ観測を強める材料と受け止めた市場の解釈が、ドル買い・円売りにつながったとみられます。自動車には円安が支えになり得ますが、160円台では介入警戒による急な円高反転も同時に確認します。

4. 財務省の為替介入額は15兆3,993億円

財務省は8月28日、7月30日から8月26日までの外国為替平衡操作額を15兆3,993億円と公表しました。8月31日の東京市場では、介入実績を受けた円相場がどの水準で推移するかが焦点になります。

投資家が見る点: 公表額は対象期間の合計であり、日別の実施額や次の介入を示すものではありません。金額だけで円高定着を想定せず、ドル円の変化幅、当局発言、輸出株と内需株の資金配分を分けて見ます。

5. 8月31日はパーク24・トリケミカル研究所が決算予定

パーク24(4666)は2026年10月期第3四半期決算を、トリケミカル研究所(4369)は2027年1月期第2四半期(中間期)決算を、いずれも8月31日に発表予定です。トリケミカル研究所は半導体材料企業で、SOX安後の開示になります。

投資家が見る点: パーク24は駐車場事業の稼働・料金・コスト、トリケミカル研究所は半導体需要、販売数量、利益率を確認します。発表前に内容や株価反応を決めつけず、開示後の通期計画と進捗を見ます。

6. 東北新社・三陽商会が8月31日にToSTNeT-3買付予定

JPXの自己株式立会外買付取引情報では、8月31日に東北新社(2329)が513円で1,900万株、三陽商会(8011)が1,688円で270万株の買付けを予定しています。いずれもToSTNeT-3による自己株式取得で、通常の立会市場で継続的に買い付ける取引とは異なります。

投資家が見る点: 買付数量は売付注文の状況で上限に届かない可能性があります。東北新社は取得結果、三陽商会は中間期業績予想の下方修正と合わせ、買付実績と業績の両方を確認します。

確認しておきたい日程

日付・時刻確認事項
2026年8月31日 8:45東北新社(2329)・三陽商会(8011)のToSTNeT-3買付予定
2026年8月31日パーク24(4666)第3四半期決算、トリケミカル研究所(4369)中間決算予定
2026年8月31日 9:00東京市場の次回現物取引。先物、半導体、銀行、自動車の初動
2026年9月30日19時財務省が8月27日〜9月28日の外国為替平衡操作額を公表予定

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出典