SBI IPO GUIDE SBI証券でIPOを買う 申込の流れとポイント制度を整理 申込 ブックビルディング 入金 公開価格決定日18時まで 抽選 当選・補欠当選・落選 購入 意思表示 IPOチャレンジポイントは便利。でも期限確認が先。

SBI証券のIPOとは

IPOは、未上場企業が証券取引所に上場し、一般投資家が株式を売買できるようになることです。

SBI証券では、取扱中のIPO銘柄についてブックビルディングに参加できます。抽選や配分の結果、当選または補欠当選となった場合、購入意思表示を行うことで公開価格で購入できる可能性があります。

ここで大事なのは、SBI証券ですべてのIPOを取り扱うわけではないこと、そしてブックビルディング申込だけでは購入確定にならないことです。

SBI証券でIPOを購入する流れ

1. 総合口座を開設する

まずはSBI証券の総合口座が必要です。

IPOの募集期間は短いことが多いため、興味のある銘柄が出てから口座開設を始めると間に合わないことがあります。マイナンバーや本人確認の手続きも含めて、早めに準備しておく方が安心です。

2. 取扱IPOと募集スケジュールを確認する

SBI証券のIPO・POページで、取扱銘柄とスケジュールを確認します。

見るポイントは次の通りです。

  • ブックビルディング期間
  • 公開価格決定日
  • 購入意思表示期間
  • 上場予定日
  • 仮条件
  • 公開価格
  • 目論見書
  • 事業内容

初心者は、上場日だけでなく、ブックビルディング締切と購入意思表示期限を見る癖をつけると、手続き忘れを減らせます。

3. ブックビルディングに申し込む

SBI証券でIPOを買うには、まずブックビルディングに参加します。

一般的には、申込株数と価格を入力します。SBI証券は、抽選に確実に参加したい場合、価格指定では上限価格または成行を選ぶよう案内しています。価格が低すぎると抽選対象外になることがあります。

4. 公開価格決定日18時までに資金を用意する

SBI証券では、抽選・配分は公開価格決定日18時以降に行われます。

その時点で、

公開価格 × 有効申込株数

以上の買付余力が必要です。資金が不足していると、抽選対象外になることがあります。

複数銘柄へ申し込む場合は、必要資金の合計を見ておきます。どれか一つ分だけ入れて安心すると、ほかの案件で抽選対象外になることがあります。

5. 抽選結果を確認する

SBI証券では、抽選結果として主に次の区分が表示されます。

結果意味
当選購入意思表示に進める
補欠当選繰上当選の可能性がある
落選その回は購入できない
抽選対象外資金不足や条件未達などで抽選に入っていない

落選と抽選対象外は同じではありません。初心者はここを見落としがちです。

6. 当選したら購入意思表示を行う

当選または補欠当選しただけでは、自動的に購入確定にはなりません。

SBI証券では、購入意思表示期限までに購入する意思を登録する必要があります。期限を過ぎると、当選していても購入できません。

IPOチャレンジポイントとは

SBI証券のIPOで特徴的なのが、IPOチャレンジポイント制度です。

公式FAQでは、IPOまたはPOの抽選に外れた回数に応じてポイントが付与され、次回以降の申込時に使えると案内されています。

ポイントを使うと、配分ルールのうちポイント枠の抽選に参加しやすくなります。SBI証券の公式FAQでは、配分の目安として次の考え方が示されています。

  • 約60%: 買付余力が確認された有効申込に対する公平抽選
  • 約30%: IPOチャレンジポイントの申込数に応じた配分
  • 約10%: SBI証券所定の基準による配分

ポイントは便利ですが、「たまったら必ず当選する」ものではありません。どの銘柄で使うか、温存するかの判断も必要です。

SBI証券でIPOを使うメリット

SBI証券でIPOに参加するメリットは次の通りです。

  • 取扱銘柄が比較的多い
  • ネットで申込から確認まで進めやすい
  • IPOチャレンジポイント制度がある
  • 抽選結果の区分が比較的わかりやすい
  • 上場後も同じ口座で売買しやすい

注意点

買付余力が不足すると抽選対象外になる

SBI証券では、公開価格決定日18時以降の抽選時点で買付余力が確認されます。

申込だけ済ませても、必要資金が足りなければ抽選対象外です。ここは「落選」と違うので、結果画面をよく見ます。

当選後の購入意思表示を忘れない

IPOでよくあるミスが、当選確認で安心してしまうことです。

SBI証券では、購入意思表示期限までに手続きが必要です。申込から購入までが一続きではない点を意識しておくと、かなり防げます。

IPOだから必ず利益が出るわけではない

公開価格より高い初値が付くこともありますが、公募割れもあります。

事業内容、業績、公開規模、市場環境を見ずに申し込むと、「IPOだから」という理由だけでリスクを取りやすくなります。

初心者向けチェックリスト

  • SBI証券で取扱中のIPOか
  • ブックビルディング期間はいつまでか
  • 公開価格決定日はいつか
  • 購入意思表示期間はいつまでか
  • 公開価格決定日18時までに必要資金を用意できるか
  • 申込価格の条件を理解しているか
  • IPOチャレンジポイントを使うか温存するか決めているか
  • 目論見書と事業内容を確認したか
  • 当選後も購入意思表示が必要なことを理解しているか

よくある質問

SBI証券ではブックビルディング時に入金が必要ですか?

抽選・配分は公開価格決定日18時以降に行われるため、それまでに必要資金が着金している必要があります。ブックビルディングに申し込んだだけでは不十分です。

IPOチャレンジポイントはいつ使うのですか?

ブックビルディング申込時に、使うポイント数を入力できます。使わずに貯めておくこともできます。

抽選対象外とは何ですか?

買付余力不足や条件未達などで、抽選そのものに入っていない状態です。単なる落選とは意味が異なります。

当選したら自動で買えますか?

自動ではありません。購入意思表示期限までに手続きを行う必要があります。

まとめ

SBI証券でIPO株を買う流れは、口座開設、募集確認、ブックビルディング申込、公開価格決定日18時までの入金、抽選結果の確認、購入意思表示です。

特に初心者が押さえたいのは次の3点です。

  • 資金不足だと抽選対象外になる
  • 当選後も購入意思表示が必要
  • IPOチャレンジポイントは便利だが万能ではない

SBI証券は、IPOチャレンジポイント制度があるぶん、ほかの証券会社より少し独自ルールがあります。まずは公式のスケジュールと取引画面を見ながら、一つひとつ確認して進めるのが安心です。

IPO初心者向けシリーズ

出典・参考

  • SBI証券「IPO・PO - 国内株式」(2026年6月25日確認)
  • SBI証券FAQ「IPOチャレンジポイントとは何ですか?」(2026年6月25日確認)
  • SBI証券FAQ「新規公開株式(IPO)、公募増資・売出(PO)のブックビルディングに参加する場合、いつまでに入金が必要ですか?」(2026年6月25日確認)
  • SBI証券FAQ「新規公開株式のブックビルディングに参加しましたが、抽選は、いつの買付余力を確認するのでしょうか?」(2026年6月25日確認)