2026年9月24日 日本株昼刊 注目4件

今日の見方

午前は日経平均の上昇が目立ちましたが、TOPIXの上昇は小幅でした。両指数は算出方式が異なるため、値動きの差だけで値上がり銘柄の広がりを決めつけず、半導体関連の値持ちと他の業種への波及を確認します。ここからの値動きだけで、上昇が続くとは判断できません。

後場以降は企業の資金調達・資産整理の開示に加え、米中首脳の歓迎行事を確認します。発表内容が具体化するまでは、政策や企業業績への影響を決めつけず、開示済みの事実と市場の反応を分けて見ます。

前場の値動き

9月24日前引けの日経平均は大幅高でしたが、朝方につけた高値からは上げ幅を縮めました。TOPIXの上昇は限られ、日経平均ほど市場全体へ買いが広がったとは言いにくい動きです。

朝刊では、連休中の先物の動きが現物市場に引き継がれるか、半導体株の買いが他の銘柄にも広がるかを確認点にしていました。前場は半導体関連が注目された一方、指数間には温度差が残りました。後場は半導体の値持ちと、TOPIXを含む市場全体の反応を見ます。

日経平均は株価平均型、TOPIXは浮動株時価総額加重型の指数です。構成や算出方法が異なるため、日経平均が強くても個別株の多くが同じ幅で上昇しているとは限りません。後場は指数の方向に加え、値上がり・値下がり銘柄数や業種別の動きが確認できれば、買いの広がりを見分ける材料になります。

後場の注目材料

1. 半導体主導の上昇が市場に広がるか

前引けでは日経平均が大きく上昇し、TOPIXの上げは限られました。指数ごとの違いは、値がさ株中心の動きと幅広い銘柄への買いを見分ける手掛かりになります。

投資家が見る点: 半導体関連の上昇が後場も続くか、TOPIXや他業種にも買いが広がるかを確認します。午前の値動きだけを終日相場の方向とみなさないことが大切です。

2. ソフトバンクグループは外貨建て社債の発行条件を決定

ソフトバンクグループ(9984)は9月24日、ドル建て・ユーロ建て社債の発行条件を決定しました。発行総額は約111億米ドル相当で、使途にはOpenAIへの追加出資の最終段階として予定する100億米ドルなどが含まれます。ドル建ての各債券には年8.625~9.75%の利率が設定されました。

投資家が見る点: AI投資の継続と、その資金調達に伴う利払い負担の両面を確認します。払込予定日は9月29日で、調達額だけでなく資金使途と調達条件を合わせて見る必要があります。

3. ヤマダホールディングスは中国子会社の全持分を譲渡

ヤマダホールディングス(9831)は9月24日、中国の子会社・山田電機(瀋陽)商業有限公司の全持分譲渡を公表しました。譲渡は9月20日に実行済みで、譲渡価額は1億3,000万元。同社は中国で保有するデンキセグメントの資産がすべて解消されると説明しています。

投資家が見る点: 会社は税効果などによる当期純利益への増益影響を見込む一方、影響額は精査中としています。今後、連結業績予想の修正が必要と判明するかが確認点です。

4. 米中首脳の歓迎行事と会談後の発表

ホワイトハウスは米東部時間9月24日に、習近平国家主席夫妻を迎える歓迎行事を予定しています。習主席の訪米は同月25日までの日程とされています。

投資家が見る点: 東京市場の後場以降は、会談後に貿易や技術分野で具体的な発表が出るかを確認します。声明だけで日本企業への影響を決めつけず、対象や実施時期が明らかになった場合に関連企業の開示と照らします。

確認しておきたい日程

  • 9月24日(米東部時間): ホワイトハウスの歓迎行事。会談後の発表内容を確認。
  • 9月29日: ソフトバンクグループの外貨建て社債の払込予定日。

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出典

※2026年9月24日12時12分(日本時間)までに確認できた前引けと公表情報を整理しています。特定銘柄の売買を推奨するものではありません。