今日の見方
農産物と生産資材は別々の品目構成・ウェイトで算出される指数です。両者の上昇率をそのまま比べて農家の採算変化とは言えません。食品会社や小売も、どの原料をどれだけ使うか、値上げを販売価格に移せるかで影響が変わります。
価格指数の内訳
農産物価格
2020年平均を100とする農産物価格指数は135.5。前年同月比4.7%上昇した一方、前月比では1.8%低下した。調査日は原則8月15日で、2026年の月別値は概数である。
見る点: 前年比と前月比の方向が異なります。食品企業では仕入れ価格の変化が販売価格や数量にどう表れるかが焦点です。
農業生産資材価格
農業生産資材価格指数は133.3。飼料、畜産用動物などの上昇で前年同月比7.4%、前月比0.2%上昇した。
見る点: 飼料や畜産用動物などの価格変化は生産費に関わりますが、農家ごとの費用構成や支援策はこの統計では分かりません。
次回公表
9月分は2026年10月30日16時に公表予定。8月分の前年比上昇が続くか、米・野菜と飼料の動きを確認する。
株価材料: 食品・小売企業では値上げによる単価効果と販売数量の変化を分けて見たいところです。