今日の見方
第1411回は10月13日発行、翌年4月12日償還で、期間はおよそ6カ月。発行予定額3兆円は市場に提示された供給計画であり、実際の発行条件は入札結果で確定する。前日再公表の有無にも注意が必要だ。
短期証券の利回りは日銀の政策金利観測や銀行間の円資金需給に影響される。銀行株には余資運用利回りの上昇余地がある一方、預金・市場調達コストも上がり得るため、単純な好悪には分けにくい。
注目ニュース
1. 3兆円程度を発行予定
財務省は額面3兆円程度を予定額とした。変更する場合は10月7日に改めて公表する予定である。
投資家が見る点: 供給額の変更と、同期間の無担保金利・国債利回りとの関係を見る。
2. 10月8日入札、13日発行
入札から発行まで5日あり、償還日は2027年4月12日となる。入札時点で落札価格と利回りが決まる。
投資家が見る点: 応募倍率だけでなく、平均落札価格、最低落札価格、入札後の流通価格を確認する。
3. 日本株への影響は短期金利経由
本発表は企業業績を直接変える材料ではない。短期金利と資金調達環境を通じて金融株や高PER株に波及する可能性がある。
株価材料として見る点: 供給予定だけでは株式市場への波及は測れない。入札結果を日銀オペや為替、長期金利の動きと照らしたい。