日本企業の受注と金利の反応を分ける
米国の製造業の動向は、機械、電子部品、自動車などの需要を考える手掛かりとなる。ただ、景況感の変化が個々の企業の受注や利益に表れるまでには時間差があり、業種や顧客構成によって影響も異なる。企業開示の受注残や米国売上、採算の動きとの照合が必要だ。
金利と為替は別の経路で日本株に影響する。米長期金利の上昇は高PER株の評価に重荷となり得る一方、ドル高・円安は輸出企業の円換算利益を支える要因となる。円安は輸入コストも押し上げるため、景況感だけで日本株の方向を決められない。