今日の見方
実質指数は7月の109.1から8月は108.1へ低下しました。旅行収支調整済みの指数も106.7から105.8へ下がっています。形態別では、ウエイト8.6%の耐久財が5.2%低下。非耐久財とサービスも小幅なマイナスでした。
耐久財の落ち込みは、家電・自動車・住関連の販売数量を点検するきっかけになります。サービス指数は121.4と高水準ですが、前月比では0.2%低下しました。内需企業では売上高だけでなく、数量と粗利が保てているかも見たいところです。
注目ニュース
1. 実質消費は前月比0.9%低下
実質消費活動指数は108.1となり、7月の0.5%上昇から反落しました。旅行収支調整済み指数も前月比0.8%低下し、2026年7~8月平均の7~9月期は前期比1.0%低下です。
実質賃金や家計調査でも数量の弱さが続くか、次の統計で確かめたいところです。
2. 耐久財の下落が目立つ
耐久財指数は108.3で前月比5.2%低下しました。非耐久財は94.0で0.9%低下、サービスは121.4で0.2%低下です。形態別すべてがマイナスとなりました。
小売売上高が伸びても、販売数量の減少や値引きで利益が削られていないか。企業決算では売上と採算を分けて読みます。
3. 7~9月期の出足は弱い
日銀の資料では2026年7~8月平均を用いた7~9月期の実質指数は前期比0.6%低下、旅行収支調整済みは1.0%低下しました。
9月に持ち直したかどうかで7~9月期の評価は変わります。円相場や物価に加え、客数と販売数量にも目を向けたいところです。