5年利付国債2026年10月債の発行予定

今日の見方

発行予定額は9月債と同じ2兆5,000億円程度で、数量面の新たな上振れは示されなかった。償還日は9月債の2031年6月20日から9月20日へ移る。今回の資料では回号、表面利率、入札価格は未定で、10月14日の入札発行資料と結果公表で確定する。

発行予定額の据え置きだけでは、中期ゾーンに新たな供給増の材料は加わらない。一方、需要が弱く落札利回りが市場想定を上回れば、銀行・保険の運用環境や企業の調達コスト、高PER株の評価に波及する可能性がある。入札結果と、その後の5年金利を照らし合わせたい。

注目ニュース

1. 発行予定額は2兆5,000億円

額面ベースの発行予定額は2兆5,000億円程度。9月債と同額で、月次の5年債供給規模は維持された。

投資家が見る点: 据え置き自体より、発行予定が市場にどこまで織り込まれていたかと、入札での需要の強さが材料になる。

2. 入札は10月14日、発行は15日

償還予定日は2031年9月20日。入札日の午後2時からは、結果に基づく国債市場特別参加者向けの第Ⅱ非価格競争入札も予定される。

投資家が見る点: 新しい償還日の銘柄となる見込みで、既存5年債との利回り差や流動性を比較する。

3. 金利条件は入札日に確定

今回の公表は予定額と日程が中心で、表面利率や落札利回りはまだ示されていない。9月の第187回債は表面利率2.2%、平均落札利回り2.239%だった。

株価材料として見る点: 5年金利の変化は金融株と金利敏感株で作用が異なる。応募額、平均と最高の落札利回り、その後の相場を合わせて見る。

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