今日の見方
半導体関連株の値動きと市場全体への買いの広がりを分けて見ます。指数の寄り値に加え、TOPIXや東証プライムの騰落状況も手掛かりです。前日終値を上回って推移するか、半導体製造装置や電子部品以外にも買いが向かうかを寄り付き後に見ます。
10月5日に発表されたクアルコムとファーウェイの特許契約では、対象に5GやAI、コンピューティングが含まれます。契約額や具体的な収益時期は示されていません。関連株の値動きは追いますが、この発表だけで業績予想を修正する材料とは扱えません。
日銀資料は8時50分の公表予定で、寄り付き前の日程です。FRB議事要旨は日本時間8日午前3時に公表されます。内容を推測せず、米国債利回りやドル円の反応を翌朝の日本株を見る材料にします。
注目ニュース
1. 日銀が8時50分に9月の金融調節関連資料を公表予定
日本銀行は10月7日8時50分に、9月のオペレーション(金融調節)や対政府取引などの資料を公表する予定です。公表予定は10月2日更新の一覧に掲載されています。
投資家が見る点: いずれも実績資料で、政策金利の決定そのものではありません。資料の公表後に短期金利や円相場に目立った反応があるかを確認し、株式への影響は金融株や輸出関連株の実際の値動きで見ます。
2. クアルコムとファーウェイが5G・AIなどの特許契約を発表
両社は10月5日、5G、コンピューティング、AI、ネットワーク分野を含む複数年の特許ライセンス契約を発表しました。クアルコムはファーウェイが保有する一部の米国特許も取得する計画で、取引完了には規制当局の承認が必要です。契約額などは公表資料に記載されていません。発表内容は関連記事にまとめています。
投資家が見る点: 契約の金額や具体的な収益時期は開示されていません。10月7日は関連する半導体・通信株に発表後の値動きが続くかを追い、材料を業績予想に直結させないようにします。
3. FRBは米国時間10月7日に9月FOMC議事要旨を公表予定
FRBの公表予定では、9月15、16日に開いたFOMCの議事要旨が10月7日に掲載されます。米東部時間午後2時の公表を前提にすると、日本時間では10月8日午前3時です。
投資家が見る点: 政策金利や今後の判断をめぐる参加者の議論が確認材料になります。公表前の時点で議論の内容を推測せず、発表後の米金利、ドル円、米株の反応を翌朝の東京市場で確かめます。
10月7日に確認する日程
- 8時50分: 日銀が9月の金融調節、対政府取引などの資料を公表予定。
- 10時: 日銀勘定(9月30日分)を公表予定。
- 14時ごろ: 日銀が消費活動指数を公表予定。
- 10月8日3時(日本時間): FRBが9月FOMC議事要旨を公表予定(米東部時間10月7日14時)。
関連ページ
出典
- 日本銀行「公表予定」(10月7日の公表資料と時刻)
- Qualcomm「Huawei and Qualcomm Announce Broad Patent License Agreement」(10月5日発表の契約範囲と承認条件)
- FRB「Monetary Policy」(9月15、16日会合の議事要旨公表日)
- FRB「Calendar: October 2026」(9月FOMC議事要旨の公表日・時刻)