決算サマリー
実績は2022年3月期通期の累計。金額は短信の百万円表示を億円に換算し、増減率は会社の開示値を優先します。
| 項目 | 当期実績 | 前期実績 | 増減率・変化 | 会社計画 | 進捗率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 21.60億円 | 27.67億円 | -21.9% | 非開示 | 該当なし |
| 営業利益 | △11.21億円 | △9.89億円 | 赤字拡大 | 非開示 | 該当なし |
| 経常利益 | △2.89億円 | △7.75億円 | 赤字縮小 | 非開示 | 該当なし |
| 純利益 | △3.91億円 | △10.54億円 | 赤字縮小 | 非開示 | 該当なし |
| EPS | △68.96円 | △186.06円 | 赤字縮小 | 非開示 | 該当なし |
会社計画は次期の予想なので、当期実績を次期予想で割った進捗率は用いません。
セグメント
| 事業 | 外部売上高(千円) | 前年同期(千円) | 前年同期比 | セグメント利益(千円) | 前年利益(千円) | 利益増減率 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 北関東エリア | 1,053,523 | 非開示 | 非表示 | -237,274 | 非開示 | 非表示 |
| 首都圏エリア | 625,759 | 非開示 | 非表示 | -345,218 | 非開示 | 非表示 |
| 東北エリア | 481,433 | 非開示 | 非表示 | -121,290 | 非開示 | 非表示 |
外部売上高を使用し、セグメント間売上高を重複計上していない。連結営業利益は-1,121,601千円。セグメント利益の合計との差には、会社が開示する調整額が含まれる。
財務安全性
総資産は26.55億円、純資産は3.88億円、自己資本比率は14.6%。資本比率が低く、店舗改装や営業損失を吸収する余力は慎重に読む内容である。営業CFは△7.41億円、投資CFは△1.05億円、財務CFは9.97億円。営業CFと投資CFを足したFCFは△8.46億円で、投資と内部資金の関係が見える。
定量評価
| 指標 | 実績・開示状況 | 読み方 |
|---|---|---|
| EPS成長率 | 赤字縮小 | 当期EPS△68.96円、前期掲載値△186.06円 |
| 営業利益率 | -51.9% | 売上高と営業利益の表示額から算出 |
| ROIC | 本短信に開示なし | 税率と投下資本の定義をそろえた推計は行わない |
| PER推移 | 株価の基準値の記載なし | 当時の株価やPERレンジを補って割安・割高を断定しない |
売上高21.60億円を確保しても、営業利益△11.21億円が残るかが飲食店事業の評価を分ける。EPSや純利益だけで、店舗の稼ぐ力を代用しない。
ポジティブ要因
営業損益の水準
営業利益は△11.21億円。黒字化には届いておらず、ここを好材料とは扱わない。赤字の縮小と固定費の吸収が次の確認点になる。
売上基盤
売上高は21.60億円。地域や業態の違いを含む全社売上であり、この規模がそのまま高い収益性を意味するわけではない。
財務と資金
自己資本比率は14.6%。営業CF△7.41億円と併せ、店舗投資を内部資金でどこまで支えられるかが見どころになる。
リスク要因
店舗の固定費と損益
営業利益率は-51.9%。客数や単価が落ちれば、人員配置・賃料などの固定費を吸収しにくくなる。売上だけを維持する値引きでは粗利額が減る場合もある。
純利益との違い
営業利益△11.21億円に対して純利益は△3.91億円。両者の差には営業外損益、特別損益や税金が含まれるため、純利益を店舗の営業利益と同じ意味で使わない。
比較と計画の条件
比較欄には短信が示した前期値だけを用いる。年度が異なる店舗数や営業日数の差があるため、21.60億円の売上だけから次の期の利益を確約できる数字ではない。
業界動向との関連
開示には新型コロナウイルス、業態変更、店舗閉鎖への言及がある。これらの事業環境を、売上高と営業利益の変化と合わせて読む。
株価への示唆
この開示時点の株価評価では、営業利益△11.21億円、利益率-51.9%、会社計画の前提を分けて読む内容である。当時の株価やPERの時系列は本記事に示していないため、株価が織り込んでいた期待や目標株価は断定しない。
今期の総括
2022年3月期通期の実績は売上21.60億円と営業利益△11.21億円。営業段階で損失が残り、売上規模より店舗の採算が判断材料になる。飲食店の採算、全社費用と、財務・資金の動きの三つを切り分ける決算だった。
来期見通し
本資料では次期・通期の業績予想の数値を十分に示していない。未開示の計画を推計して表を埋めず、会社が次に示す正式な見通しを待つ。
総合判断
投資スタンスは弱気。 売上高21.60億円、営業利益△11.21億円、自己資本比率14.6%が判断の基礎になる。営業損益と資金収支が同じ方向へ改善するかで、次の評価を変える内容である。
出典
- ホリイフードサービス 公式決算資料室:『2022年3月期 決算短信(非連結)』(2022-05-18開示)