決算サマリー
実績は2023年3月期第1四半期の累計。金額は短信の百万円表示を億円に換算し、増減率は会社の開示値を優先します。
| 項目 | 当期実績 | 前年同期 | 増減率・変化 | 会社計画 | 進捗率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 9.26億円 | 3.99億円 | +132.0% | 非開示 | 該当なし |
| 営業利益 | △1.27億円 | △3.63億円 | 赤字縮小 | 非開示 | 該当なし |
| 経常利益 | 0.00億円 | △2.05億円 | 赤字縮小 | 非開示 | 該当なし |
| 純利益 | 0.28億円 | △1.89億円 | 黒字転換 | 非開示 | 該当なし |
| EPS | 5.08円 | △33.37円 | 黒字転換 | 非開示 | 該当なし |
セグメント
2023年3月期のこの短信には、当該期間の地域別売上・利益を分けた表はありません。全社の売上高9.26億円と営業利益△1.27億円を基準とし、地域・店舗・ブランド別の利益は推計しません。
飲食店事業の採算を読むには、客数や客単価に加え、店舗ごとの人員配置や賃料負担が影響します。全社営業利益率-13.7%だけから、個々の業態の採算を決めつけることはできません。
財務安全性
総資産は27.23億円、純資産は4.15億円、自己資本比率は15.3%。資本比率が低く、店舗改装や営業損失を吸収する余力は慎重に読む内容である。今回の短信には営業CF・投資CFの金額の記載がない。利益額を、そのまま現金が増えた額とみなさない。
定量評価
| 指標 | 実績・開示状況 | 読み方 |
|---|---|---|
| EPS成長率 | 黒字転換 | 当期EPS5.08円、前期掲載値△33.37円 |
| 営業利益率 | -13.7% | 売上高と営業利益の表示額から算出 |
| ROIC | 本短信に開示なし | 税率と投下資本の定義をそろえた推計は行わない |
| PER推移 | 株価の基準値の記載なし | 当時の株価やPERレンジを補って割安・割高を断定しない |
売上高9.26億円を確保しても、営業利益△1.27億円が残るかが飲食店事業の評価を分ける。EPSや純利益だけで、店舗の稼ぐ力を代用しない。
ポジティブ要因
営業損益の水準
営業利益は△1.27億円。黒字化には届いておらず、ここを好材料とは扱わない。赤字の縮小と固定費の吸収が次の確認点になる。
売上基盤
売上高は9.26億円。地域や業態の違いを含む全社売上であり、この規模がそのまま高い収益性を意味するわけではない。
財務と資金
自己資本比率は15.3%。今回はCFの金額が示されていないため、資本比率だけで資金繰りの改善まで判断しない。
リスク要因
店舗の固定費と損益
営業利益率は-13.7%。客数や単価が落ちれば、人員配置・賃料などの固定費を吸収しにくくなる。売上だけを維持する値引きでは粗利額が減る場合もある。
純利益との違い
営業利益△1.27億円に対して純利益は0.28億円。両者の差には営業外損益、特別損益や税金が含まれるため、純利益を店舗の営業利益と同じ意味で使わない。
比較と計画の条件
比較欄には短信が示した前期値だけを用いる。年度が異なる店舗数や営業日数の差があるため、9.26億円の売上だけから次の期の利益を確約できる数字ではない。
業界動向との関連
開示には新型コロナウイルス、業態変更、店舗閉鎖への言及がある。これらの事業環境を、売上高と営業利益の変化と合わせて読む。
株価への示唆
この開示時点の株価評価では、営業利益△1.27億円、利益率-13.7%、会社計画の前提を分けて読む内容である。当時の株価やPERの時系列は本記事に示していないため、株価が織り込んでいた期待や目標株価は断定しない。
今期の総括
2023年3月期第1四半期の実績は売上9.26億円と営業利益△1.27億円。営業段階で損失が残り、売上規模より店舗の採算が判断材料になる。飲食店の採算、全社費用と、財務・資金の動きの三つを切り分ける決算だった。
来期見通し
本資料では次期・通期の業績予想の数値を十分に示していない。未開示の計画を推計して表を埋めず、会社が次に示す正式な見通しを待つ。
総合判断
投資スタンスは弱気。 売上高9.26億円、営業利益△1.27億円、自己資本比率15.3%が判断の基礎になる。営業損益と資金収支が同じ方向へ改善するかで、次の評価を変える内容である。
出典
- ホリイフードサービス 公式決算資料室:『2023年3月期 第1四半期決算短信(非連結)』(2022-08-04開示)