2027年8月の株主優待10選|買物・外食・生活密着型を最新条件で比較

【要約】

2027年8月の株主優待候補から、使いやすさ、最低株数、継続保有条件を軸に10銘柄を選びました。制度内容は2026年9月27日時点で確認できる会社開示に基づいています。8月末基準が中心ですが、西松屋チェーンは20日基準です。

選定銘柄は、ビックカメラ、吉野家ホールディングス、イオン、クリエイト・レストランツ・ホールディングス、コメダホールディングス、ジンズホールディングス、西松屋チェーン、コジマ、良品計画、ミニストップです。

これは優待内容の比較であり、買い推奨ではありません。株価変動や権利落ちによる損失が、受け取る優待の価値を上回ることがあります。

記事の図解

2027年8月優待の権利付き最終日

基準日権利付き最終日権利落ち日
2027年8月20日(金)2027年8月18日(水)2027年8月19日(木)
2027年8月31日(火)2027年8月27日(金)2027年8月30日(月)

8月末基準の銘柄は、原則として2027年8月27日(金)の大引け時点で保有している必要があります。西松屋チェーンは8月20日基準なので、月末銘柄と同じ日程ではありません。

2027年8月の株主優待10選

順位銘柄100株で受け取れる主な内容2027年8月の確認点
1ビックカメラ(3048)買物優待券1,000円分1年以上で1,000円分、2年以上で2,000円分を追加
2吉野家HD(9861)500円券4枚、計2,000円分200株以上は商品セットとの交換も選べる
3イオン(8267)オーナーズカード、買物額の1%還元2025年の1株→3株分割後の基準。還元額は利用額次第
4クリレスHD(3387)優待券1,500円分100株の通常優待に保有期間条件はない。長期加算は800株以上
5コメダHD(3543)KOMECAへ1,000円分をチャージ店舗を使う頻度で実用価値が変わる
6ジンズHD(3046)株主優待券9,000円分メガネ等を購入する予定がある人向き
7西松屋チェーン(7545)優待カード1,000円分基準日は8月末ではなく8月20日
8コジマ(7513)買物優待券2,000円分2026年8月基準からの拡充分が適用されるか最新IRを確認
9良品計画(7453)MUJIアプリの7%割引電子クーポン金券ではなく割引型。利用額で価値が変わる
10ミニストップ(9946)ソフトクリーム無料券5枚生活圏に対象店舗があるかを先に確認

順位は額面だけでなく、100株からの取りやすさ、利用先の広さ、日常で使い切りやすいかを重視しました。イオンや良品計画のような還元・割引型は、固定額の優待券と単純比較できません。

直近の制度変更を確認

コジマは8月優待を増額

コジマは2026年7月13日、株主優待制度の拡充を発表しました。2026年8月末基準分から、100株以上500株未満の通常優待は1,000円分増えて2,000円分になりました。2027年分も現行条件を前提にしつつ、権利取得前に最新案内を確認してください。1年以上保有なら合計3,000円分、2年以上なら合計4,000円分です。

増額は魅力ですが、優待券を使って購入した金額にはポイントが付かないなどの利用条件があります。

クリレスHDは100株優待と長期加算を分けて見る

クリエイト・レストランツHDの通常優待は、8月末に100株以上を保有していれば対象です。100株で1,500円分、200株で3,000円分、300株で4,000円分、400株で5,000円分となります。

1年以上の継続保有が必要なのは、800株以上の追加優待です。100株の通常優待まで長期保有が必須という制度ではありません。8月末基準分は11月中旬頃に発送され、有効期限は翌年5月末です。

イオンは株式分割後の株数で判定

イオンは2025年9月1日に1株を3株へ分割しました。2027年8月末の優待は分割後の株数で判定され、100株で買物額の1%、200株で2%、300株で3%を半年ごとに還元します。半年間の返金対象買物額は100万円までです。

額面が決まった金券ではありません。イオン系列での買物額が少なければ還元額も小さくなるため、生活圏との相性がはっきり出ます。

買物・生活系で使いやすい7銘柄

ビックカメラ(3048)

8月末に100株以上500株未満で、1,000円券を1枚受け取れます。さらに100株以上を1年以上2年未満継続保有すると1枚、2年以上なら2枚を追加。長期加算の判定には、2月末・8月末の株主名簿へ同一株主番号で継続記録される必要があります。

ジンズホールディングス(3046)

8月末に100株以上で、9,000円分の株主優待券が対象です。額面は大きいものの、メガネを買う時期と合わなければ使いにくい。優待額より、期限内に必要な買物があるかが判断の分かれ目です。

西松屋チェーン(7545)

8月20日に100株以上で、1,000円分の優待カードを受け取れます。ベビー・子ども用品を日常的に買う世帯には使いやすい反面、対象商品を買わない世帯では出番がありません。日付の早さも含め、8月優待で最も取り違えやすい銘柄の一つです。

コジマ(7513)

現行制度では100株で2,000円分。ビックカメラ、ソフマップ、コジマの対象店舗などで利用できます。家電だけでなく日用品にも使いやすい一方、優待を消化するための不要な買物は避けたいところです。

良品計画(7453)

8月末に100株以上で、MUJIアプリに7%割引の電子クーポンが表示されます。金券のような固定価値はなく、無印良品での買物額に比例して恩恵が増える制度です。アプリの利用環境も確認しておきます。

ミニストップ(9946)

8月末に100株以上でソフトクリーム無料券5枚、200株以上ではこれにコーヒーSサイズ無料券3枚が加わります。現金相当額ではなく商品引換型なので、店舗への行きやすさがそのまま使いやすさになります。

外食系で比較したい3銘柄

吉野家ホールディングス(9861)

8月末に100株以上199株以下で500円券4枚、計2,000円分。吉野家やはなまるうどんなど国内の対象店舗で使えます。200株以上は案内に沿って商品セットとの交換も可能です。

クリエイト・レストランツHD(3387)

100株で1,500円分から。対象ブランドが多いのが強みですが、全店舗で使えるわけではありません。公式の利用可能店舗検索で、普段行く店が対象かを先に確認したい優待です。

コメダホールディングス(3543)

8月末に100株以上で、プリペイドカード「KOMECA」へ1,000円分がチャージされます。コメダ珈琲店などを普段から使う人には分かりやすい一方、店舗へ行かない人には額面どおりの価値はありません。

選ぶ前に確認したい4点

  1. 基準日が8月20日か8月31日か
  2. 通常優待に必要な株数と、長期加算に必要な株数を混同していないか
  3. 有効期限までに対象店舗やアプリで使い切れるか
  4. 権利落ち後の値下がりを含めても保有を続けられるか

優待は無料でもらえるものではなく、株価変動リスクを負って取得する株主還元です。クロス取引にも売買手数料、貸株料、逆日歩などのコストがあり、制度や在庫状況で条件が変わります。

まとめ

2027年8月の優待候補は、ビックカメラ、吉野家HD、イオン、クリレスHD、コメダHD、ジンズHD、西松屋チェーン、コジマ、良品計画、ミニストップを選びました。

現行制度で押さえておきたいのは、コジマの100株優待が2,000円分へ増えたこと、クリレスHDの100株通常優待には継続保有条件がないこと、イオンは分割後の100株から1%還元になることです。最後は額面ではなく、自分が期限内に使い切れるかで比べるのが現実的です。

出典・参考資料

制度内容は2026年9月27日時点で各社公式ページを確認しました。

8月の株主優待ランキングへ戻る