週明け日本株 注目5件 2026.08.03 決算・還元・金利を分けて見る 半導体の利益急拡大と大型株決算が続く キオクシア 決算・還元 ソニー・SMFG 大型決算 日銀 金利1.0% 見る点:決算の中身、織り込み、次の発表日 kabutrack.com

今日の見方

週明けは、半導体株の勢いだけで相場全体を判断しにくい局面です。キオクシアは利益の伸びと大規模な自社株買いが重なりましたが、メモリ市況は変化も速く、次の四半期計画が株価の評価軸になります。

銀行株では、日銀の据え置きそのものより、次の利上げをめぐる表現と国内金利の反応が焦点です。ソニーを含む大型株の決算も続くため、金曜日の指数動向だけでなく、TOPIX寄与銘柄へ買いが広がるかを見ます。

注目ニュース

1. キオクシア(285A):1Q営業利益1兆2700億円、自社株買い8000億円

キオクシアホールディングスは7月31日、2027年3月期第1四半期決算を発表しました。売上収益は1兆7,671億円、営業利益は1兆2,700億円、親会社の所有者に帰属する四半期利益は8,422億円です。AIサーバー向けを含むSSD・ストレージ需要が伸びました。

同時に、上限3,000万株・8,000億円の自己株式取得枠と、10月1日効力発生日の1株3株の株式分割も公表しました。取得期間は8月3日から10月30日までです。

投資家が見る点: 業績、需給、投資単位の引き下げが同時に材料になります。ただし、自己株式取得は市場環境などで一部または全部が実施されない可能性があり、NAND価格とAI向け需要の持続性も確認が必要です。

2. ソニーグループ(6758):1Q営業利益4765億円、前年同期比40.2%増

ソニーグループの2027年3月期第1四半期は、売上高2兆8,377億円、営業利益4,765億円、親会社株主に帰属する純利益3,500億円でした。ゲーム、音楽、画像センサーなどが利益を支えています。

投資家が見る点: 数字は強い一方、株価が見るのは通期計画に対する進捗と、為替や生産影響を含む先行きです。決算の好調さだけでなく、次の四半期にも利益率を維持できるかを確認します。

3. 三井住友FG(8316):1Q純利益5013億円、通期計画の29.5%

三井住友フィナンシャルグループは、2027年3月期第1四半期の経常収益が2兆8,504億円、経常利益が6,931億円、純利益が5,013億円となりました。通期純利益計画1兆7,000億円に対する進捗率は29.5%です。

投資家が見る点: 金利上昇は資金利益に追い風となり得ますが、銀行株は信用コストや海外与信も同時に見られます。日銀会合後の国内金利と、利益の伸びが続くかを切り分けます。

4. 日銀:政策金利1.0%程度を維持

日銀は7月30・31日の金融政策決定会合で、無担保コール翌日物金利を1.0%程度で推移させる方針を維持しました。6月会合での利上げ後の据え置きで、今後の物価・賃金・為替を見ながら政策を運営する局面です。

投資家が見る点: 「据え置き」は「利上げ方針の終了」と同じではありません。銀行株には支えとなり得る一方、円高や国内金利上昇が輸出株、不動産株、高PER株にどう影響するかは別に確認します。

5. 8月3日:大型株を含む決算発表が続く

東京証券取引所の決算発表予定日には、8月3日分の発表予定会社が掲載されています。週明けは、会社ごとの発表時刻や予定変更を確認しながら、決算短信、通期予想、配当、自社株買いの有無を見ます。

投資家が見る点: 発表予定日は上場会社から連絡された予定に基づくため、変更されることがあります。取引前にJPXの一覧と各社IRページを照合し、決算またぎを予定していない銘柄まで保有し続けないよう注意します。

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出典

※2026年8月1日午前時点で確認した開示情報に基づきます。決算発表予定や会社の開示内容は変更される場合があります。