今日の見方
今回の予定額は3兆5,000億円程度で、約3カ月物の資金調達となる。入札方式は価格競争入札と非競争入札で、入札結果として落札価格と利回り、応募額、募入額が公表される。現時点では発行条件ではなく予定の段階だ。
短期債利回りは政策金利の見通しに加え、担保需要や四半期初の資金繰りにも動かされる。銀行株は余資運用、証券株は債券売買、高PER株は割引率への影響がそれぞれ見どころだ。
注目ニュース
1. 発行予定額は3.5兆円
第1410回国庫短期証券の発行予定額は3兆5,000億円程度。財務省は入札前日に予定額を変更する場合があるとしている。
投資家が見る点: 最終発行額に対する応募額を見れば、短期国債への需要の強さを測りやすい。
2. 10月2日入札、5日発行
入札は10月2日、発行は10月5日、償還期限は2027年1月12日。期間が短いため、政策金利や年末年始をまたぐ資金需給が落札利回りに反映されやすい。
投資家が見る点: 入札前後の無担保コール翌日物、レポ金利、短期国債利回りの変化を同時点で見る。
3. 結果確認が本番
発行予定は供給情報であり、需要の強弱は入札結果まで確定しない。予定額のみで債券相場や株価への影響を判断するのは早い。
株価材料として見る点: 入札の強弱が銀行・証券株に波及することはある。ただし影響は、各社の保有債券の年限やヘッジで違う。