日本株週刊 9月24日〜25日

今週の結論

指数は2日間で上昇しましたが、日経平均の上げ幅と市場参加の広がりは同じではありません。9月24日は日経平均が495.04円高となる一方、TOPIXは0.39%安、東証プライムの値下がり銘柄数が値上がりを上回りました。翌25日はTOPIXも1.31%高となり、プライム市場で値上がりが1,118銘柄まで増えました。ただし、グロース市場250指数は0.95%安で引けています。

このため、週の結果は「大型株を中心に指数が戻したが、小型成長株まで一様に買われたわけではない」と整理できます。特に25日の日経平均上昇には半導体関連の値がさ株が大きく寄与しており、TOPIXや騰落銘柄数も併せて見る必要があります。

週間パフォーマンス

東京市場の現物取引日は9月24日(木)と25日(金)。以下の週間騰落は9月18日(金)の終値から25日(金)の終値までの比較です。週間高値・安値ではなく、各指数の週末終値を示しています。

指数9月18日終値9月25日終値週間変化
日経平均65,018.95円66,364.20円+1,345.25円(+2.07%)
TOPIX4,091.144,128.59+37.45(+0.92%)
東証グロース市場250808.98800.55-8.43(-1.04%)

日経平均の9月25日の日中高値は66,410.27円、安値は65,639.62円でした。高値を週末終値と混同しないよう、表は終値同士でそろえています。

相場を動かした主な材料

連休明けは日経平均とTOPIXで方向が分かれる

9月24日の日経平均は65,513.99円で取引を終え、前日比495.04円高でした。一時66,249.11円まで上げましたが、TOPIXは4,075.30と15.84ポイント安。東証プライムでは値上がり674銘柄に対し値下がり838銘柄となり、指数の上昇が広範な買いを示していたとは言いにくい組み合わせでした。

25日はTOPIXとプライム市場の騰落が改善

9月25日は日経平均が850.21円高、TOPIXが53.29ポイント高。プライム市場では値上がり1,118銘柄、値下がり382銘柄となり、前日の値下がり優勢から変化しました。TOPIXも上昇した点では買いの裾野が広がりましたが、グロース250は7.64ポイント安で、成長株市場まで同じ動きになったわけではありません。

半導体の寄与が大きく、指数の上昇幅には偏り

25日は東京エレクトロンとアドバンテストの2銘柄が、日経平均を合計約488円押し上げました。これは同日の上昇幅850.21円の半分を超える規模です。半導体株の上昇は指数を押し上げましたが、日経平均の強さをそのまま市場全体の強さと読むには注意が要ります。

業種・需給の広がり

2日間を通じて、木曜は日経平均とTOPIXが逆方向、金曜は両指数が上昇する一方でグロース250が下落しました。金曜のプライム市場では値上がり銘柄が増えたため大型株だけの上昇ではありませんが、日経平均では半導体2銘柄の寄与が大きく、指数上昇と銘柄間の均等な上昇は分けて考える必要があります。

現物市場の休場が続いたため、今週は営業日が2日だけです。通常の5営業日週と比べて取引機会が限られ、数日分の動きから持続的な業種循環を断定するのは難しい状況でした。来週は権利落ち後の需給と、半導体株以外への買いの波及を確認します。

来週の確認点

  1. 9月28日(月)の権利付き最終売買日、29日(火)の権利落ち日: 9月末を基準日とする配当・株主優待の需給が、権利落ち後にどう変わるかを確認します。権利日は銘柄ごとに異なる場合があります。
  2. 10月1日(木)の日銀短観(9月調査・概要): 企業の業況判断や設備投資計画が公表予定です。金利敏感株や景気敏感株で、発表後に売買の広がりが変わるかを見ます。
  3. 半導体株と市場全体の温度差: 日経平均だけでなく、TOPIX、グロース250、プライム市場の値上がり・値下がり銘柄数を並べ、上昇がどこまで波及するかを確認します。

関連ページ

出典

本記事は情報提供を目的としており、特定銘柄や金融商品の売買を推奨するものではありません。投資には価格変動リスクがあります。