非農業部門雇用者数は2万9,000人増
9月の非農業部門雇用者数は前月比2万9,000人増となった。米労働統計局は、雇用者数が小幅に増えた一方、主要産業では大きな変化が限られたと説明している。
業種別では、ヘルスケアの雇用が1万7,000人増、建設が1万1,000人増となった。この2業種の増加だけで、産業全体に採用が広がっているとは言えない。
失業率は4.2%、労働参加率は61.8%
失業率は4.2%、労働参加率は61.8%だった。失業者数は約710万人、27週以上失業している長期失業者は約190万人だった。
非農業部門雇用者数は事業所調査、失業率や労働参加率は家計調査に基づく。採用が伸びないことと、失業が急増することは別の動きとして読む。
日本株・米国株への影響
日本株への波及を考えるなら、米金利とドル円が最初の手掛かりになる。雇用の弱さが金利を押し下げる場合でも、景気への不安が株価の重荷となる経路は残る。
輸出企業には円相場、半導体などの成長株には金利と需要見通しの両方が関わる。本稿は発表後の相場値を扱っておらず、統計が実際に株高・円高を引き起こしたと結論づけるものではない。
出典
- 米労働統計局「Employment Situation — September 2026」(2026年10月2日公表、10月3日確認)