輸入は4.3%増、輸出は1.4%増
輸出は3,152億ドルで前月から45億ドル増え、輸入は4,208億ドルで172億ドル増えた。伸び率は輸出1.4%に対し輸入4.3%。赤字拡大の中心は輸入だった。
財の輸出は2,057億ドル、輸入は3,422億ドル。財の赤字は1,366億ドルとなり、前月から128億ドル拡大した。サービス黒字は310億ドルで、ほぼ横ばいだった。
金額と増減額は公表値をそれぞれ億ドル単位に丸めているため、表示額の差が増減額と一致しない場合がある。
資本財輸入は1,464億ドル
国勢調査局の発表概要によると、資本財輸入は1,464億ドルで過去最高となった。設備投資需要を考える材料になるが、この総額には国別・品目別の違いがある。日本の機械や電子部品への需要増にそのまま置き換えることはできない。
年初から8月までの累計では、貿易赤字は前年同期比1,382億ドル、19.9%縮小している。8月単月の拡大と年初来の縮小は、期間を分けて読む数字だ。
当サイトの見方
公表値は季節調整済みの名目額で、価格変動を調整していない。輸入増には需要の強さを示す面があるが、実質GDPへの純輸出の寄与は、この名目額だけでは算出できない。
日本株との接点は、米金利・ドル円と、対米輸出企業の受注動向にある。特に設備投資に敏感な機械・電機・半導体関連では、資本財輸入の総額よりも、対応する品目や企業別の受注が判断材料になる。