国庫短期証券第1411回の入札結果

今日の見方

最低落札価格は99円30銭6厘、平均落札価格は99円30銭8厘で、価格差は2厘だった。最低価格での案分比率は56.8493%。国債市場特別参加者向け第Ⅰ非価格競争入札では6,785億円が平均価格99円30銭8厘、利回り1.4051%で募入決定された。

約6カ月の国庫短期証券利回りは、政策金利見通しや円資金需給を映す一材料となる。利回り上昇は銀行の運用収益を押し上げる可能性がある一方、預金や市場調達のコストも高める。ほかの短期金利と比べて評価したい。

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1. 平均落札利回りは1.4051%

平均落札価格99円30銭8厘に対応する平均利回りは1.4051%、最低価格に対応する最高利回りは1.4092%だった。発行日は10月13日、償還日は2027年4月12日である。

投資家が見る点: 無担保コールや同期間の国債利回り、政策金利観測と比べ、今回の入札水準を評価する。

2. 価格競争の応募倍率は約4.03倍

価格競争入札は応募9兆3,605億円に対し、募入決定2兆3,214億5,000万円だった。応募額を募入額で割った単純倍率は約4.03倍となる。

投資家が見る点: 倍率だけで需要の強弱を決めず、最低と平均の落札価格差、入札後の流通利回りも合わせて見る。

3. 非価格競争を含め約3兆円を募入

第Ⅰ非価格競争入札の募入決定額は6,785億円。価格競争分との合計は2兆9,999億5,000万円で、発行予定額の3兆円程度にほぼ沿った。

株価材料として見る点: 短期金利が金融機関の利ざやや調達費にどう表れるか、決算で確かめる。1回の入札だけでは銀行株や為替の方向は読めない。

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