米新規失業保険申請件数 10月3日終了週

今日の見方

新規申請と4週平均の低下は、足元で解雇の急増が見られないことを示す内容です。ただし、継続受給者数は増加しました。新規申請は新たに給付を申請した動き、継続受給は受給を続ける人の動きを示すため、両者を合わせて見ます。

日本株では米国債利回りやドル円、米株先物の反応が波及経路になりますが、この統計だけから相場の方向は決まりません。発表後の値動きと、次回の雇用統計などとの整合性を見ていく材料です。

注目ニュース

1. 新規申請は19万7,000件、前週改定値から2,000件減

米労働省によると、10月3日終了週の季節調整済み新規申請は19万7,000件でした。前週値は19万7,000件から19万9,000件へ上方改定されており、改定後の水準を基準にすると2,000件の減少です。

投資家が見る点: 単週の減少だけで雇用の底堅さや採用の強さを断定せず、4週平均や雇用統計と合わせます。新規申請は解雇などによる失業の動きを捉える指標で、採用数を直接示すものではありません。

2. 4週平均は19万8,000件へ低下

週ごとの振れをならす4週移動平均は19万8,000件で、前週の改定値20万500件から2,500件低下しました。前週平均も20万件から20万500件へ上方改定されています。

投資家が見る点: 週次値と平均はいずれも改定後比較で減少しました。今後も平均が低下基調を保つか、継続受給の増加が続くかが確認点です。

3. 継続受給者数は171万6,000人に増加

9月26日終了週の季節調整済み継続受給者数は171万6,000人で、前週の改定値169万9,000人から1万7,000人増加しました。対象週は新規申請より一週前です。

投資家が見る点: 継続受給の増加は再就職までの動きも考える手掛かりですが、受給資格や給付期間の終了も数値に影響します。増加分をそのまま失業者の純増とは読めません。

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