2026年8月消費動向指数 CTIミクロ実質97.7

今日の見方

CTIミクロは前年比で低下したものの、季節調整済み前月比では3か月ぶりに上昇した。実質前年比の内訳では教養娯楽がマイナス0.76ポイント、食料がマイナス0.48ポイント。交通・通信はプラス0.05ポイントだった。二人以上世帯と単身世帯の方向が逆で、平均値だけでは見えない差がある。

平均世帯の支出は弱い一方、CTIマクロは実質でプラスだった。小売・サービス企業は顧客層や客単価、銀行・保険や高PER株は日銀の景気・物価判断に対する金利の反応が手掛かりになる。単月のCTIだけで株価への影響は決められない。

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1. CTIミクロは実質2.8%低下

総世帯のCTIミクロは名目100.1、実質97.7。前年同月比は名目0.7%低下、実質2.8%低下だった。季節調整済み実質指数は97.6で前月比0.3%上昇した。

投資家が見る点: 前年比の弱さと前月比の反発を分け、改善が9月以降も続くかを小売販売や企業売上で確かめる。

2. 世帯別では明暗

実質前年比は二人以上世帯が4.6%低下、単身世帯が4.1%上昇。総世帯の費目別では教育が11.9%低下、教養娯楽が6.5%低下する一方、交通・通信は0.3%上昇した。

投資家が見る点: 顧客の年齢・世帯構成によって需要差が出るため、消費関連企業の顧客層と商品構成を確認する。

3. CTIマクロは実質0.5%上昇

世帯数の増減などを含むCTIマクロは名目103.5、実質100.8。前年同月比は名目3.1%上昇、実質0.5%上昇、前月比は実質0.1%上昇だった。

株価材料として見る点: 平均世帯の支出低下と総額増加が併存している。内需全体を一括評価せず、企業別の客数、単価、シェアで波及を判断したい。

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