2026年10月20日 日本株夕刊・注目6件

今日の見方

TOPIXは1.43%安、グロース250は2.74%安で、値下がり銘柄はプライム市場の約76%に上りました。とくに新興株の下げが大きく、指数の終値だけでは市場全体の下げ止まりを判断しにくい一日でした。

注目ニュース

1. 主要指数はそろって下落、新興市場の下げが目立つ

TOPIXは4,009.21(1.43%安)、東証グロース市場250指数は745.91(2.74%安)でした。プライム市場は値上がり335、値下がり1,181、横ばい37、売買代金6兆7,992億円です。

投資家が見る点: 下落銘柄の広がりは大きく、グロース市場の下げ率も相対的に大きくなりました。次の取引日は指数と騰落銘柄数を合わせて見たいところです。

2. 半導体株は後場に反落、非鉄・銀行も下落率上位

前場に上昇していたアドバンテストは33,870円(1.68%安)、東京エレクトロンは10,085円(2.56%安)で終了しました。業種別では非鉄金属が5.65%安、銀行が4.33%安でした。

投資家が見る点: 前日の米ナスダック高の翌日も、国内半導体株は大引けまで買いを保てませんでした。今夜の米ハイテク株と、翌日の国内半導体株の反応を分けて見ます。

3. 為替・先物は現物終値と分けて確認

日銀公表の17時(日本時間)時点のドル円は158.07~158.09円。日経225先物12月限は17時51分(日本時間)時点で64,180円、日中清算値64,400円を下回りました。

投資家が見る点: いずれも現物株の終値後の観測値です。翌日の寄り付きや株価を示す値ではなく、夜間の変化として切り分けます。

4. 引け後の業績予想修正

  • ヴィア・ホールディングス(7918):2027年3月期の営業利益予想を3億7,000万円から5億2,000万円へ上方修正。売上高予想は174億円から171億円に引き下げました。決算一覧
  • ハウテレビジョン(7064):2027年1月期の営業利益予想を5,000万円から1億円へ上方修正しました。決算一覧
  • リボミック(4591):2027年3月期の最終赤字予想を15億4,300万円から14億4,900万円へ縮小。黒字化予想ではありません。決算一覧

投資家が見る点: ヴィアHDは売上予想を下げながら利益を上方修正しており、コスト改善が続くかが焦点です。リボミックも赤字見通しが残るため、縮小額だけで収益回復とみなせません。

5. 次の新規上場は10月23日

10月20日の新規上場はありませんでした。JPXの日程では次の上場予定は10月23日の「iFreeETF 先進国エネルギー上流企業株」です。

投資家が見る点: 次の予定はETFの上場です。新規上場株の公開価格や初値を待つ日程とは分けて把握できます。

6. 引け後に自社株買い・優待変更

引け後はスーパーツール(5990)が上限3万株・6,000万円の自己株式取得を決議。第一カッター興業(1716)とダイケン(5900)は10月21日のToSTNeT-3で自己株式を買い付ける予定です。ニチリョク(7578)は継続保有株主向けの商品券を追加し、デコルテ・ホールディングス(7372)は500株以上にIBJ優待券3枚を加えました(ニチリョク、デコルテHD)。

投資家が見る点: ToSTNeT-3の買付けは10月21日に実施予定で、発表と約定結果は別です。優待変更の対象時期や保有条件は各社の開示で確認できます。

明日見るポイント

  • TOPIXが4,000ポイント近辺を保てるか。夜間先物の値を現物の方向と混同しない。
  • 半導体株の寄り後の売買と、値下がり銘柄数が縮小するか。
  • 10月21日に予定される自己株式のToSTNeT-3買付け結果。

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