日本株夕刊 2026年10月21日 注目4件

今日の見方

JPXが公表した終値ではTOPIXと東証グロース市場250指数がそろって反発しました。プライム市場でも値上がり銘柄が値下がりを上回りましたが、指数の上昇だけで個別株全体の強さを判断せず、翌日の値上がり銘柄数と売買代金を見比べます。

1. 東京市場は指数反発、値上がり銘柄が優勢

10月21日大引け時点(15時30分)のTOPIXは4,043.73で前日比34.52ポイント高(0.86%高)、東証グロース市場250指数は766.69で20.78ポイント高(2.79%高)でした。JPXの18時15分更新の市場統計では、プライム市場の売買代金は6兆9,265億6,900万円、値上がり982銘柄、値下がり521銘柄、変わらず50銘柄です。

投資家が見る点: 値上がり銘柄数は値下がりを上回りました。翌日は指数水準に加え、上昇が市場全体へ続くか、売買代金を伴うかが確認材料です。

2. 引け後の決算は4社、内容に差

10月21日発表の決算では、オービーシステム(5576)の中間期売上高が46.86億円(前年同期比20.2%増)、営業利益が3.11億円(45.8%増)。アジュバンホールディングス(4929)は売上高18.50億円(0.3%減)、営業利益51万7,000円で前年同期の赤字から黒字に転じました。

REITでは、Oneリート投資法人(3290)の2026年8月期営業収益が56.47億円(前期比20.4%増)、1口当たり分配金は2,553円。日本都市ファンド投資法人(8953)は営業収益515.08億円(前期比1.1%減)、1口当たり分配金3,012円でした。REIT2社の比較期間はいずれも直前の6カ月決算期です。

投資家が見る点: オービーシステムは増益幅、アジュバンは黒字額の小ささ、REITは分配金と次期予想を分けて確認できます。4社の数字は決算期や事業形態が異なるため、増減率だけで横並びにしない見方が必要です。

3. いよぎんHDは自己株式の取得を終了

いよぎんホールディングス(5830)は10月21日13時30分、10月1日から16日までに市場買付で普通株式110万3,700株を取得したと公表しました。取得額は41億2,830万1,700円です。今回の取得を含む累計は389万1,500株、149億9,986万5,500円となり、上限150億円に達したため取得を終了しました。

投資家が見る点: 今回の買付は終了済みです。今後の需給を見る際は、実施中の取得枠として扱わず、会社が新たな取得方針を公表するかを分けて追います。

4. 10月22日はディスコの決算予定

ディスコ(6146)は10月22日16時に2027年3月期第2四半期決算を発表する予定です。発表時刻と予定は変更される場合があります。

投資家が見る点: 受注・出荷の状況、利益率、会社計画を確認します。10月21日発表の各社決算とあわせ、翌営業日の株価反応が個別材料に沿うかを見ます。

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