新規申請と継続受給者数は対象週が異なる
米労働省の季節調整済み統計では、新規申請は前週の改定値19万5,000件から1,000件減りました。4週移動平均は19万8,000件から19万6,750件に低下しています。前週の初回発表値は19万4,000件で、今回19万5,000件に上方修正されました。
継続受給者数は10月17日終了週で170万1,000人となり、前週改定値から2万1,000人減少しました。こちらは新規申請より1週前のデータです。
投資家が見る点
新規申請と4週平均はともに小幅に減りましたが、週次統計には改定や振れがあります。申請の少なさは解雇の広がりが限定的である可能性を示す一方、採用の強さを直接表す指標ではありません。継続受給の推移や月次雇用統計と合わせて確認する必要があります。
米雇用の底堅さが金利見通しやドル円にどう反映されるかは、物価や成長指標も含めた市場の受け止め次第です。同日発表のPCE物価とGDP速報も併せ、米金利の動きを日本株の外部環境として見ます。