キオクシア上期実績と10〜12月期計画

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焦点は、上期の急増した利益が続くかではなく、会社が示した10〜12月期の計画と市場の期待との差に移った。中間期の営業利益はIFRSで3兆2,647億円。会社は第3四半期累計のIFRS営業利益を5兆2,597億円と見込んでいるため、累計予想から中間実績を差し引くと、10〜12月期単独の計画は1兆9,950億円となる。

ブルームバーグが集計したアナリスト12人の営業利益予想平均は2兆3,479億円で、会社計画を下回った。TBS CROSS DIG with Bloombergは11月2日9時23分時点で、株価が一時11,450円(前営業日比15%安)を付けたと報じた。その後、みずほ証券の株価情報では同日10時59分に11,165円の場中安値を記録している。前週末終値13,470円に対して約17.1%安に当たる。決算発表前までに株価へ織り込まれた期待の大きさも、値動きに影響した可能性がある。

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キオクシアが10月30日に発表した2027年3月期中間期の売上収益は4兆2,471億円、営業利益はIFRSで3兆2,647億円、親会社所有者帰属の中間利益は2兆1,979億円だった。会社は、生成AI用途を中心とするデータセンター需要を受け、メモリの平均販売単価と出荷容量が伸びたと説明している。スマートフォンやPC向け需要には鈍化傾向もあり、需要先による強弱が残る。

株価材料として見る点は、上期実績と次四半期計画を分けることだ。会社は通期予想を示さず、第3四半期累計の予想を開示した。単独四半期の1兆9,950億円は累計予想からの差し引きであり、会社が独立した四半期予想として公表した金額ではない。また、これはIFRS営業利益であり、会社独自のNon-GAAP営業利益とは一致しない。双方の利益指標を混同せず、次の開示で販売単価、出荷量、AIデータセンター向けの需要がどう推移したかを確かめたい。

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