日本株・IPO朝刊 2026.07.15 7/15 注目8件 CPI / SOX / 原油 / 決算 / 598A上場 日経平均 67,743円 SOX 12,661 決算 6474 / 3048 IPO 598A 半導体の買い戻しと、原油高・個別材料の温度差を確認

今日の見方

7月14日の日本株は、前日の急落からいったん持ち直しました。日経平均は67,743.50円、TOPIXも上昇し、値がさ株だけでなく幅広い買い戻しが入った形です。ただし、7月13日の下げ幅は大きく、今日は68,000円台を維持できるかが最初の温度計になります。

米国側では、6月CPIが前月比で低下し、米金利上昇への警戒がいったん和らぎました。SOXも反発しており、東京市場ではアドバンテスト、東京エレクトロン、ディスコ、レーザーテックの寄り後の持続力が焦点です。一方で原油は高止まりしており、資源株とコスト負担株の差は残ります。

注目ニュース

1. 日経平均は67,743.50円、68,000円台の定着が最初の焦点

日経平均は2026年7月14日に67,743.50円で引け、前日比500.77円高でした。安値66,268.60円から切り返し、前日の急落後としては下値の買い戻しが確認された一日です。

投資家が見る点: 今日の焦点は68,000円台の定着です。寄り付きで回復しても前場後半に失速するなら、短期の先物主導の戻りにとどまります。半導体とグロースだけでなく、TOPIX側の広がりも見たい場面です。

2. 米CPIは前月比マイナス、SOX反発で半導体に追い風

米労働省が2026年7月14日に公表した6月CPIは、季節調整済みで前月比0.4%低下、前年比では3.5%上昇でした。NasdaqのSOXは7月14日に12,661.93となり、前日の半導体売りから反発しています。

投資家が見る点: 米金利懸念が和らいだことで、半導体・高PERグロースには買い戻しが入りやすい朝です。ただし、SOXは7月10日の水準をまだ下回っており、戻り売りを吸収できるかが勝負です。

3. 原油は高止まり、資源株とコスト負担株を分ける局面

中東情勢への警戒が続き、WTIとBrentは7月14日も高い水準で推移しました。原油高は石油開発、エネルギー、商社に支援材料となる一方、空運、電力、化学、食品、外食には燃料費・物流費の重しになります。

投資家が見る点: Brentが80ドル台半ばで定着するかを見ます。資源株の買いが続いても、内需コスト株まで一緒に買われる地合いではありません。価格転嫁力と燃料ヘッジの有無で銘柄差が出ます。

4. 不二越、通期予想を上方修正し年間配当も110円へ

不二越(6474)の2026年11月期第2四半期は、売上高1,248.32億円、営業利益67.69億円、純利益33.95億円でした。会社は通期営業利益予想を153億円へ上方修正し、年間配当予想も110円へ修正しています。

投資家が見る点: 構造改革や価格転嫁が営業利益に出ている点は評価されやすい材料です。高寄り後に利益確定をこなせるか、機械・ロボット関連への見直しが広がるかを確認します。

5. ビックカメラは大幅増益、オキサイドは黒字転換

ビックカメラ(3048)の2026年8月期第3四半期累計は、売上高7,853.73億円、営業利益332.97億円でした。オキサイド(6521)の2027年2月期第1四半期は売上高21.92億円、営業利益1.99億円で黒字転換しています。

投資家が見る点: ビックカメラは通期営業利益計画に対する進捗が高く、上方修正期待と据え置きへの物足りなさがぶつかります。オキサイドは半導体地合いの追い風がありますが、通期計画への進捗を冷静に見たい銘柄です。

6. 優待・還元材料、前澤HDとエスフーズは個人資金の反応を見る

前澤ホールディングス(575A)は株主優待制度の導入を発表し、500株以上の株主に新潟県産雪蔵コシヒカリを贈る制度を示しました。エスフーズ(2292)は創業60周年記念優待と通常優待の一部変更を発表しています。

投資家が見る点: 食品優待は個人投資家に伝わりやすい材料です。ただし最低保有株数、基準日、今回限りか継続制度かで実質価値は変わります。優待額だけでなく、配当と業績の裏付けを合わせて見ます。

7. 今日の決算予定、SHIFT・ベイカレント・東宝に注目

2026年7月15日は、SHIFT(3697)、ベイカレント(6532)、日置電機(6866)、東宝(9602)、コメダHD(3543)などの決算発表が予定されています。国内グロース、コンサル、映画・アニメ、測定器、外食の温度感を確認する日です。

投資家が見る点: SHIFTとベイカレントは、人員稼働率、単価、採用費、人件費が焦点です。東宝は映画・アニメ・ライセンス収入、日置電機はEV・電池・半導体測定器、コメダは客数と原材料費を見ます。

8. チャットプラス(598A)が本日上場、初値後の需給が焦点

チャットプラス(598A)は2026年7月15日に東証グロースへ上場予定です。JPXの新規上場会社情報では、公開価格は1,080円、公募650千株、売出500千株、オーバーアロットメント172.5千株です。

投資家が見る点: AI・SaaSの説明しやすさと、公開価格ベースの吸収金額約14.3億円という軽さは初値には追い風です。一方、初値が大きく飛ぶほど、初値形成後の利益確定も出やすくなります。

確認しておきたい日程

日付確認イベント
2026年7月15日チャットプラス(598A)が東証グロース上場予定
2026年7月15日SHIFT、ベイカレント、日置電機、東宝、コメダHDなどが決算発表予定
2026年7月17日ティアフォー(593A)の購入申込期間終了、アイ・グリッド・ソリューションズ(603A)の公開価格決定予定日
2026年7月22日ティアフォー(593A)が東証グロース上場予定
2026年7月29日アイ・グリッド・ソリューションズ(603A)、ビーエイブル(604A)が上場予定

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