東証プライム 値下がり率TOP20 2026.07.28 半導体全面安 個別株、電子部品、半導体ETF・ETNまで売りが広がる 首位 2033 -18.92% キオクシア S安 -18.33% 半導体関連 上位を席巻 次の焦点 決算 見る点:韓国株、SOX、信用需給、7/31キオクシア決算 kabutrack.com

今日の見方

7月28日の下落は、個別銘柄だけの話ではありません。値下がり率上位を見ると、メモリー、シリコンウエハー、製造装置、検査、電子部品、半導体ETFまで同時に売られています。半導体テーマ全体の期待値が下がったというより、期待先行だった銘柄から資金を落とす動きが一気に出た形です。

とくに目立つのは、キオクシアHDと半導体ETFです。個別株だけでなく指数連動商品まで12%超下げており、売りが「どの会社が悪いか」から「半導体エクスポージャーを落とす」動きに広がっています。ここからは反発の有無より、売買代金を伴って下げ止まるか、信用買い残の整理が進むかを見たい局面です。

値下がり率TOP20

2026年7月28日15時14分ごろの東証プライム値下がり率上位です。

順位銘柄コード株価前日比下落率
1NEXT NOTES 韓国KOSPI・ダブル・ブルETN203363,420円-14,800円-18.92%
2キオクシアホールディングス285A44,550円-10,000円-18.33%
3SUMCO34363,108円-654円-17.38%
4ユニオンツール627815,170円-2,800円-15.58%
5ローツェ63233,812円-700円-15.51%
6KOKUSAI ELECTRIC65257,277円-1,284円-15.00%
7マクニカホールディングス31323,055円-524円-14.64%
8レーザーテック692037,310円-6,250円-14.35%
9ハーモニック・ドライブ・システムズ63245,670円-920円-13.96%
10日本電波工業67792,391円-383円-13.81%
11CKD64075,510円-830円-13.09%
12日本マイクロニクス687112,910円-1,900円-12.83%
13MAXIS日経半導体株上場投信221A1,027円-150.5円-12.78%
14NF・日経半導体株ETF200A3,953円-574円-12.68%
15テクセンドフォトマスク429A3,750円-540円-12.59%
16KOA69992,230円-320円-12.55%
17日本新薬45163,571円-508円-12.45%
18村田製作所69817,105円-997円-12.31%
19Global X 半導体関連ETF282A2,125円-297円-12.26%
20上場インデックスファンド日経半導体株213A365.4円-51円-12.25%

注目ニュース

1. 半導体関連がTOP20の大半を占める

TOP20には、キオクシア、SUMCO、ローツェ、KOKUSAI ELECTRIC、レーザーテック、日本マイクロニクス、村田製作所などが並びました。半導体指数連動ETFも複数入り、売りは個別株から指数商品まで広がっています。

投資家が見る点: こういう日は、銘柄固有の悪材料と機械的なエクスポージャー調整を分けます。翌日以降、個別決算や受注コメントで戻せる銘柄と、信用需給が重い銘柄に差が出やすくなります。

2. キオクシアはストップ安、信用需給の重さが焦点

キオクシアHDは44,550円まで下げ、前日比10,000円安のストップ安となりました。6月22日の上場来高値112,700円からの下落率は約60%に達しています。

投資家が見る点: 7月31日の第1四半期決算では、NAND販売単価、eSSD需要、在庫、訴訟影響、信用買い残の整理が同時に見られます。決算が強くても、戻り売りを吸収できるかは別問題です。

3. 韓国KOSPI急落、2033が値下がり率首位

NEXT NOTES 韓国KOSPI・ダブル・ブルETN(2033)は18.92%安となり、値下がり率首位でした。韓国市場では半導体大型株への売りが強まり、KOSPI急落が日本の半導体関連にも波及しました。

投資家が見る点: 2033はKOSPI200の値動きの約2倍に連動する商品です。韓国のサムスン電子、SKハイニックスの落ち着きが見えないと、日本のメモリー・装置株にも売りが残りやすくなります。

4. 「AI需要」より「投資回収」を見る相場に

今回の売りでは、AIデータセンター投資が本当に利益へつながるのか、半導体価格の上昇が続くのかという疑念が強まりました。中国メモリー企業や装置国産化の話も、供給拡大リスクとして意識されています。

投資家が見る点: AI需要そのものが消えたわけではありません。ただ、市場は売上成長だけでなく、価格、粗利率、在庫、顧客の投資回収を見始めています。次の決算で言葉より数字が問われます。

確認しておきたい日程

日付確認イベント
2026年7月28日東証プライム値下がり率上位に半導体関連が集中
2026年7月28日キオクシアHDが44,550円でストップ安
2026年7月31日 15:30キオクシアHDが2027年3月期第1四半期決算を発表予定
2026年10月・11月キオクシアHDの浮動株比率定期見直しを2段階で適用予定

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出典