半導体株朝刊 2026.07.29 決算とFOMCで期待値を再点検 急落後の戻りより、受注・採算・金利感応度を確認 日経平均 2,566円安 アドバンテスト 15:30予定 米FOMC 7/28-29 注目7件 / 半導体 / AI / 決算 / FOMC / 為替 kabutrack.com

今日の見方

7月29日は、前日の急落を受けた自律反発だけで判断しにくい日です。買い戻しが入っても、アドバンテスト決算とFOMCを前に上値を追いにくい銘柄は出ます。逆に、売られた銘柄の中で受注や利益率への不安が小さいものには、短期資金が戻る余地もあります。

半導体株は、AI需要の強さとバリュエーション調整が同時に走っています。見る順番は、株価の反発率より、決算コメント、受注残、粗利率、顧客の設備投資計画です。数字が強くても市場の期待が高すぎれば反応は鈍くなります。

注目ニュース

1. 日経平均は7月28日に2,566.27円安、半導体売りが指数を押し下げ

2026年7月28日の日経平均は62,364.92円で終了し、前日比2,566.27円安でした。値がさの半導体関連株が売られ、指数寄与度の大きい銘柄ほど下げが目立ちました。

投資家が見る点: 7月29日は前日の下落幅をどこまで埋めるかより、売買代金を伴って半導体株へ資金が戻るかが焦点です。戻りが鈍ければ、短期の持ち高整理が続いていると見られます。

2. アドバンテストは7月29日15時30分に第1四半期決算予定

アドバンテストは公式IRで、2026年度第1四半期決算を2026年7月29日15時30分に発表予定と案内しています。AI向けテスター需要、受注、通期見通しの前提が最も見られます。

投資家が見る点: 良い数字でも市場が織り込んでいれば反応は限られます。売上より受注、受注より利益率、利益率より次の四半期の見え方。この順番で確認したいところです。

3. FOMCは7月28~29日、金利感応度の高いAI株に影響

米連邦準備制度理事会は、2026年7月28~29日にFOMCを開催します。政策金利だけでなく、声明文と記者会見でインフレ、雇用、今後の政策姿勢がどう示されるかが焦点です。

投資家が見る点: 高PERのAI・半導体株は金利に敏感です。金融政策が想定よりタカ派に見えると、好業績銘柄でもバリュエーション調整が優先されやすくなります。

4. 東京エレクトロンは7月30日16時に第1四半期決算予定

東京エレクトロンは、2027年3月期第1四半期決算を2026年7月30日16時に公表予定です。装置需要、中国向け、顧客の先端投資、通期計画の前提が確認材料になります。

投資家が見る点: 装置株は受注の方向感で評価が変わります。売上の強さだけでなく、メモリー、ロジック、ファウンドリーのどこに投資が出ているかを分けて見ます。

5. SCREENは7月28日決算、営業利益は前年比41.1%減

SCREENホールディングス(7735)の2027年3月期第1四半期は、売上高1,217.75億円、営業利益143.68億円でした。営業利益は前年同期比41.1%減で、通期計画への進捗はまだ軽い出だしです。

投資家が見る点: 半導体装置株の中でも、決算の濃淡は出始めています。減益決算に対して市場がどこまで織り込み済みと見るか、30日の東京エレクトロン決算にも視線が移ります。

6. ディスコは高利益率を維持、後工程需要の質を確認

ディスコ(6146)の2027年3月期第1四半期は、売上高1,143.08億円、営業利益490.33億円でした。生成AI向けの高性能半導体需要が支えとなり、営業利益率は42.9%でした。

投資家が見る点: 急落局面では、強い決算を出した銘柄まで売られることがあります。ディスコは装置と消耗品の両方で需要の持続性を確認する銘柄として見られます。

7. キオクシアHDは7月31日15時30分に第1四半期決算予定

キオクシアホールディングス(285A)は、2026年度第1四半期決算を2026年7月31日15時30分に発表予定です。NAND価格、eSSD需要、在庫、普通株式の配当方針が確認材料です。

投資家が見る点: メモリー株はAI需要の恩恵を受けますが、供給増や市況反転の影響も大きい。決算では、強い利益率が一時的な市況要因なのか、需要の厚みを伴うのかを見ます。

確認しておきたい日程

日付予定
2026年7月29日アドバンテストが2026年度第1四半期決算を発表予定
2026年7月28~29日米FOMC
2026年7月30日東京エレクトロンが2027年3月期第1四半期決算を発表予定
2026年7月30~31日日銀金融政策決定会合
2026年7月31日キオクシアHDが2026年度第1四半期決算を発表予定

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出典