2026.08.12|日本株朝刊 休場明け、注目8件 半導体と資源、今夜は米CPI CME日経225先物 67,355円 米SOX指数 +0.80% Brent原油 89ドル台 先物 / 半導体 / 原油 / 決算 / 米CPI kabutrack.com

今日の見方

先物は休場前の現物終値を上回っていますが、米国株はダウ、S&P500、NASDAQがそろって下落しました。SOX指数の反発と原油高、円安が支えになる業種がある一方、値がさ株全体へ買いが広がるとまでは言い切れません。寄り付き後は日経平均の67,000円台だけでなく、TOPIX、値上がり銘柄数、半導体と資源株の広がりを確認します。

もう一つの焦点は時間軸です。日中は8月10日決算への初反応、夜は米CPIが材料になります。寄り付きの強さが続くかを見ながら、米物価統計を前に後場で持ち高調整が出る可能性も意識したいところです。

注目ニュース

1. CME日経先物は67,355円、休場前終値を約385円上回る

8月10日の日経平均は66,970.22円、TOPIXは4,100.61で終了しました。8月11日は山の日で現物市場が休場となる一方、デリバティブの祝日取引は実施。12日午前7時56分時点のCME日経225円建て先物は67,355円でした。

投資家が見る点: まずは67,000円台を保てるかです。ただし、祝日中の先物は現物より参加者が限られるため、寄り付き後の出来高とTOPIXの方向を合わせて見ます。

2. 米主要3指数は下落、SOX指数は約0.80%高

8月11日の米国市場は、ダウ工業株30種平均が0.34%安、S&P500が0.32%安、NASDAQ総合が0.60%安でした。一方、SOX指数は12,098.47と95.67ポイント上昇し、上昇率は約0.80%です。

投資家が見る点: 半導体株には相対的な支えですが、米ハイテク株全体が強かったわけではありません。アドバンテストや東京エレクトロンの寄り付き後の値持ちと、半導体以外への物色の広がりを確認します。

3. Brent原油89ドル台、ドル円159円台

12日午前7時56分までに、Brent原油は1バレル89ドル台、WTI原油は83ドル台、ドル円は159円台で推移しました。原油高と円安が同時に続き、業種による採算への影響が分かれやすい環境です。

投資家が見る点: 石油・資源、商社、輸出株には支えとなり得る一方、空運、電力、化学、食品には燃料・輸入コストの負担です。原油の水準だけでなく、企業の価格転嫁力まで分けて見ます。

4. 米7月CPIは日本時間12日21時30分に発表

米労働省は、7月の消費者物価指数を8月12日午前8時30分(米東部時間)、日本時間同日21時30分に発表します。直前の6月CPIは前年比3.5%上昇、食品とエネルギーを除く指数は2.6%上昇でした。

投資家が見る点: 市場予想との差が米金利、NASDAQ、ドル円の方向を変える可能性があります。日中の株価が堅くても、統計発表をまたぐポジションには翌朝の価格変動リスクが残ります。

5. 住友金属鉱山(5713)、大幅増益と通期計画の進捗を確認

住友金属鉱山の2027年3月期第1四半期は、売上高5,401.10億円、税引前利益1,180.40億円、親会社帰属利益879.35億円でした。通期純利益予想2,160億円に対する進捗率は40.7%、年間配当予想は207円です。

投資家が見る点: 休場明けの初反応では、増益率よりも資源価格と持分法損益の寄与を市場がどう評価するかが焦点です。金属価格と円相場が追い風でも、利益の持続性は分けて確認します。

6. 楽天グループ(4755)、中間期は営業黒字・最終赤字

楽天グループの2026年12月期中間期は、売上収益1兆3,090.52億円、営業利益178.83億円となり、前年同期の営業赤字から黒字へ転換しました。一方、親会社帰属損益は109.41億円の赤字です。

投資家が見る点: 第2四半期単独の最終黒字だけでなく、中間期累計では最終赤字が残る点を切り分けます。モバイルの損失縮小、営業キャッシュ・フロー、資金調達負担の改善が続くかが次の確認点です。

7. 東京海上HDと日本マイクロニクスが決算発表

東京海上ホールディングス(8766)は8月12日に2026年度第1四半期決算を発表予定です。日本マイクロニクス(6871)も同日に2026年12月期第2四半期決算を発表し、同社は発表時刻を15時30分と案内しています。

投資家が見る点: 東京海上HDでは保険引受利益、自然災害損失、政策保有株の売却を確認します。日本マイクロニクスではメモリー向けプローブカードの需要、受注、通期見通しが焦点です。

8. 通常市場IPOは空白、8月19日に山八商事(614A)がTPM上場予定

JPXの新規上場会社情報では、直近の通常市場IPOは8月4日のエブリー(607A)です。次の掲載案件は、8月19日にTOKYO PRO Marketへ上場予定の山八商事(614A)で、通常の公募・売出し型IPOとは市場と参加条件が異なります。

投資家が見る点: 目先は新規上場銘柄より、休場明けの決算銘柄や半導体・資源株へ売買が向かうかを見ます。山八商事はTPM銘柄のため、一般市場のIPO需給と同列には扱いません。

確認しておきたい日程

日付・時刻予定
2026年8月12日東証の現物市場が2営業日ぶりに再開
2026年8月12日東京海上HDが2026年度第1四半期決算を発表予定
2026年8月12日 15:30日本マイクロニクスが2026年12月期第2四半期決算を発表予定
2026年8月12日 21:30米7月CPIを発表予定
2026年8月19日山八商事(614A)がTOKYO PRO Marketへ上場予定

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出典

※本記事は公表済み情報と確認時点の市場データを整理したもので、特定の銘柄や金融商品の売買を勧めるものではありません。市場価格や予定は変更される場合があります。