日本株夕刊 2026年9月1日 注目6件|日経続落、TOPIX9連騰 9月1日の日本株現物終値、TOPIXの9連騰、東証プライムの売買状況、10年債入札、決算を示す図 日本株夕刊 2026.09.01 注目6件 日経続落、TOPIXは9連騰 現物終値 15:30(日本時間) / 金利・決算・自社株買い 日経平均 終値 66,215.34 −96.59円 TOPIX 終値 4,181.86 +25.57pt 10年債入札 3.011% 最高利回り 指数の分化 / 業種選別 / 自社株買い / 3社決算 kabutrack.com

今日の見方

朝刊で見た日経225先物の下振れは、9時の現物市場で日経平均の安寄りに表れました。昼刊の前引けは日経平均66,050.33円、TOPIX4,177.85ポイントでしたが、終値では日経平均が前引けから165.01円戻し、TOPIXも4.01ポイント上積みしています。それでも日経平均は前日安、TOPIXは続伸。日経平均の弱さを市場全体の売りと決めつけにくい値動きです。

見る順番は、①TOPIXの上昇を支えた業種が9月2日も残るか、②日経平均の値がさ半導体株が売り直されるか、③10年債入札後の金利・銀行・REITの反応がどう分かれるか、の三つです。日経平均は日中安値から戻しましたが、終盤には再び軟化しており、下値確認が終わったとまでは言えません。

注目ニュース

1. 日経平均は96円安、朝方の735円安から戻す

9月1日15時30分(日本時間)の日経平均は66,215.34円で、前日比96.59円安でした。始値は65,885.47円、高値は66,525.70円、安値は65,576.61円。安値から終値まで638.73円戻したものの、終値は前日を下回りました。

投資家が見る点: 前引けからは戻しており、朝方の先物安がそのまま終日続いたわけではありません。戻りの主役が半導体株なのか、TOPIX寄与の大きいバリュー・内需株なのかを、9月2日の業種別騰落と売買代金で切り分けます。

2. TOPIXは4,181.86ポイントで9連騰、グロース250は続落

9月1日15時30分(日本時間)のTOPIXは25.57ポイント高の4,181.86ポイントで、9営業日続伸しました。日中高値は4,196.87、安値は4,132.24。同時点の東証グロース市場250は11.95ポイント安の800.09ポイントで、日中安値は796.56でした。

株価材料として見る点: 大型株・バリュー株を含むTOPIXが上昇する一方、グロース250は下落しています。指数の連騰だけで市場のリスク選好が全面回復したとみなさず、値上がり銘柄数と業種の広がりが続くかを見ます。

3. 東証プライムは値上がり845銘柄、売買代金7兆5,016億円

9月1日15時30分(日本時間)の東証プライムは、値上がり845銘柄、値下がり662銘柄、変わらず49銘柄。売買高は概算22億7,826万株、売買代金は7兆5,016億円でした。業種別では電気・ガス、鉱業、石油・石炭、鉄鋼が上昇し、サービス、非鉄金属、小売などが下落しました。

投資家が見る点: 日経平均の下げ幅より、上昇銘柄が下落銘柄を上回った点に市場の内訳があります。電力・資源・鉄鋼の上昇が一時的な資金移動なのか、半導体株の売りを吸収する広がりなのかは、翌日の売買代金と指数寄与で確認します。

4. 10年債入札の最高利回りは3.011%、平均は2.995%

財務省が9月1日に公表した10年利付国債(第383回)の入札結果では、募入最高利回りが3.011%、募入平均利回りが2.995%。応募額は6兆5,385億円、募入決定額は1兆9,896億円でした。これは国債入札の結果であり、株式市場の現物終値や日中の市場利回りとは別の数値です。

投資家が見る点: 金利上昇局面では銀行や保険に追い風となる面がある一方、REITや高PER株の評価、保有債券の含み損にも目が向きます。入札結果だけで株式の方向を決めず、9月2日の長期金利と金融株・グロース株の反応を同じ時間帯で見ます。

5. ニフコの自己株買いは7,540,000株が約定、かどや製油は決定事実なし

日本取引所グループの9月1日掲載情報では、ニフコ(7988)が5,300円で7,540,000株を自己株式立会外買付けし、予定数量と同数が約定しました。かどや製油(2612)は同日、非公開化に関する外部報道について、現時点で決定した事実はないと開示しています。

投資家が見る点: ニフコは立会外での約定結果と翌日の通常売買を分けて読みます。かどや製油はTOB価格、買付者、期間、成立条件が示された案件ではありません。約定済みの自社株買いと、条件未確定の非公開化報道を、同じ確度の材料として扱わないことが大切です。

6. 伊藤園は増益、ダイサンとピープルは営業赤字を開示

9月1日に開示された決算では、伊藤園(2593)の2027年4月期第1四半期が売上高1,351.80億円(前年同期比3.3%増)、営業利益102億円(22.0%増)。ダイサン(4750)の第1四半期は売上高27.54億円(5.8%増)、営業損失0.90億円、ピープル(7865)の第2四半期は売上高5.61億円(12.1%減)、営業損失1.10億円でした。

投資家が見る点: 伊藤園は価格改定後の販売数量と利益率、ダイサンは増収が施工人件費を吸収できるか、ピープルは年末商戦前の売上回復と赤字縮小の持続性を確認します。3社を「決算発表銘柄」と一括りにせず、増益と赤字の違いをそのまま読む場面です。

確認しておきたい日程

日付・時刻(日本時間)確認事項
2026年9月2日 9:00東京市場の現物取引。TOPIXの続伸と日経平均の半導体株の値動き
2026年9月2日内田洋行(8057)の2026年7月期本決算予定
2026年9月2日燧原科技(688801)の上海証券取引所・科創板IPO申込
2026年9月3日財務省・30年利付国債の入札予定
2026年9月4日iFreeETF ゴールドプラスインカムの上場予定

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