2026年9月28日 日本株朝刊 注目6件

今日の見方

最初に9月末の権利を取る売買と、前週末に進んだ大型株中心の上昇を切り分けます。9月28日は権利付き最終日、29日は権利落ち日です。翌日の株価には配当・権利落ちに伴う調整が入り得るため、権利落ち前後の指数水準をそのまま比較しないようにします。

8時50分の日銀資料では、7月会合での物価・景気認識とサービス価格の動きを確認します。決算やMBOは個別材料として、全体相場の値動きと混同せずに追います。

注目ニュース

1. 9月末基準銘柄は権利付き最終日

9月末を基準日とする配当・株主優待などの権利を得るには、9月28日(月)の売買が必要です。JPXの決済制度では国内株式の通常決済は約定日から起算して3営業日目(T+2)です。

投資家が見る点: 権利取得を目的とする売買がどの銘柄・業種に集まるかを確認します。9月29日(火)は権利落ち日となるため、権利落ち分の価格調整とそれ以外の売買を分けて見る日程です。

2. 日銀の議事要旨と企業向けサービス価格、8時50分公表

日本銀行は9月28日8時50分に、7月30・31日開催分の金融政策決定会合議事要旨と、8月の企業向けサービス価格指数を公表する予定です。

投資家が見る点: 議事要旨から政策委員の物価・景気認識を、サービス価格から人件費などを含む価格転嫁の動きを確認します。公表後の国内金利や金融株・不動産株の反応は、資料の内容と分けて観察します。

3. しまむら(8227)、第2四半期決算を発表予定

しまむらの公式IRカレンダーでは、9月28日に2027年2月期第2四半期決算の発表が予定されています。6月発表の第1四半期は売上高が前年同期比7.9%増、営業利益が16.8%増でした。今回は上期の進捗が明らかになります。

投資家が見る点: 既存店の客数・客単価、商品構成、粗利益率、在庫の動きを確認します。第1四半期の伸びが上期全体に続いたか、通期計画や秋冬商品の採算に変化があるかが焦点です。

4. HYUGA PRIMARY CARE(7133)のMBO、公開買付け開始予定

9月25日に公表されたJG44による公開買付けは、9月28日から11月10日までの期間で実施される予定です。買付価格は普通株式1株あたり2,110円で、会社は公開買付けへの賛同と応募推奨を公表しています。

投資家が見る点: 期間初日の会社・公開買付者からの追加開示、応募手続き、条件変更の有無を確認します。詳細はHYUGA PRIMARY CAREのMBO記事にまとめています。

5. 前週末は大型株高とグロース株安が併存

9月25日の日経平均は66,364.20円(前日比+850.21円、+1.30%)、TOPIXは4,128.59(同+53.29、+1.31%)で終了しました。東証プライムでは値上がり1,118銘柄、値下がり382銘柄だった一方、東証グロース市場250は800.55(-7.64、-0.95%)でした。

投資家が見る点: 前週末の指数高が続くかだけでなく、プライム市場の上昇銘柄数とグロース市場の反応も見ます。日経平均だけでは大型寄与株と市場全体の強弱を区別しにくいため、TOPIXや騰落銘柄数を併せて確認します。

6. OpenAI DevDay 2026、基調講演は日本時間30日午前2時

OpenAIは米国時間9月29日にサンフランシスコで開発者向けイベントを開きます。公式日程では、Sam Altman氏が登壇する基調講演を米太平洋時間10時に配信予定です。日本時間では9月30日午前2時に当たります。

投資家が見る点: APIや開発者向けツールの新発表、利用条件や価格の変更があるかが確認点です。OpenAIは未上場企業であり、発表だけで国内上場企業の業績やAI関連株全体の方向が決まるわけではありません。関連企業への影響は、導入や収益化の具体性と分けて見ます。

確認しておきたい日程

  • 9月28日(月)8:50: 日銀・7月会合議事要旨、8月企業向けサービス価格指数
  • 9月28日(月): 9月末基準銘柄の権利付き最終売買日、しまむら第2四半期決算予定、HYUGA PRIMARY CARE公開買付け開始予定
  • 9月29日(火): 9月末基準銘柄の権利落ち日
  • 9月30日(水)2:00: OpenAI DevDay 2026 基調講演(米太平洋時間9月29日10:00)

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出典