注目ニュース
1. 日経平均の上昇率がTOPIXを上回る
日経平均は1.20%高、TOPIXは0.86%高でした。日経平均の上げが目立つ前場です。騰落銘柄数や業種別の内訳がないため、上昇が市場全体に広がったかまでは判断できません。
2. 鉱工業生産は前月比1.7%低下
経済産業省が公表した8月の季節調整済み生産指数は102.6で、前月比1.7%低下し、2カ月連続のマイナスでした。出荷は2.5%低下、在庫は0.5%低下。在庫率は1.7%上昇しました。基調判断は「一進一退」で据え置かれ、製造工業の生産予測は9月が3.2%上昇、10月が3.1%上昇です。
自動車工業は6.8%、汎用・業務用機械工業は6.0%低下する一方、生産用機械工業は6.1%上昇しました。業種差が大きく、9~10月の増産計画が実績に移るかが次の確認点です。統計の詳報はこちら。
3. 小売販売額は前年比2.7%増、前月比では減少
8月の小売業販売額は13兆520億円で、前年同月比2.7%増でした。季節調整済みでは前月比1.2%減。自動車小売業が17.7%増と全体を押し上げる一方、織物・衣服・身の回り品は6.1%減、機械器具は2.3%減でした。名目販売額の伸びだけでは販売数量や採算は分からず、月次開示の客数や粗利率と併せて見たいところです。統計の詳報はこちら。
4. 2年債入札の平均利回りは1.964%
財務省の入札結果によると、2年利付国債(第489回)の価格競争入札は平均価格100円06銭9厘、平均利回り1.964%でした。応募額は8兆3,448億円、募入決定額は2兆1,453億円。第II非価格競争入札では2,289億円が募り入れられ、発行価格は同じく100円06銭9厘でした。午後の結果は公表済みで、短期金利や金融株の反応を確認する材料です。
5. 神戸物産はToSTNeT-3で678万株を取得
神戸物産(3038)は9月30日のToSTNeT-3で自己株式678万4,700株を取得しました。取得額は201億4,377万4,300円です。前日に公表した上限1,600万株・400億円の枠を使った初回取得で、CB発行に伴う株式需給への短期的な影響を和らげる狙いも説明しています。残る取得枠や市場買付けの実施状況を追う必要があります。
6. 財政制度分科会と月次為替介入実績
財政制度等審議会・財政制度分科会は14時に開催されました。会合資料は財務省ウェブサイトで公開されています。19時には外国為替平衡操作の月次実績も公表予定です。集計期間は8月27日から9月28日までで、9月30日の介入有無を示す速報ではありません。
7. マイクロン決算は日本時間10月1日早朝
マイクロン・テクノロジーの2026年度第4四半期決算説明会は、米国山岳部時間の9月30日14時30分、日本時間では10月1日5時30分からです。東京市場の寄り付き前に、メモリー価格やAI向け需要、設備投資について会社がどう説明するかを確認できます。
この後の日程
- 19:00 外国為替平衡操作の実施状況(月次、財務省)
- 10月1日 5:30 マイクロン2026年度第4四半期決算説明会(米国時間9月30日 14:30)
関連ページ
- 2026年9月30日 日本株朝刊|日経225先物66,310円へ反発、SOX上昇・神戸物産400億円自社株買い
- 鉱工業生産:2026年8月は前月比1.7%低下
- 商業動態統計:2026年8月の小売販売額は13兆520億円
出典
- 財務省「週間予定」
- 財務省「外国為替平衡操作の実施状況」
- e-Stat「鉱工業指数 2026年8月速報」
- e-Stat「商業動態統計速報 2026年8月分」
- 政府統計の総合窓口「公表予定一覧」
- 財務省「2年利付国債(第489回)の入札結果」
- 財務省「2年利付国債(第489回)の第II非価格競争入札結果」
- 神戸物産「ToSTNeT-3による自己株式の取得結果」
- Micron「Fiscal Fourth Quarter Results on September 30, 2026」
※本文の指数値は9月30日午前の確認値です。特定の銘柄の売買を推奨するものではありません。