前場のポイント
1. 日経平均は前引けで7万円台
10月5日前場の日経平均は70,037.61円と、前週末比1,728.15円高(2.53%高)で取引を終えました。寄り付きは69,113.74円。前場中に7万円を上回り、節目を超えた水準で前引けを迎えました。
東証プライムの値上がりは837銘柄、値下がりは657銘柄、変わらずは58銘柄でした。前場の売買高は概算9億7,804万株、売買代金は概算3兆7,538億円です。
後場の確認点: 日経平均が7万円を保てるかに加え、TOPIXや値上がり銘柄数も見て、指数上昇が市場全体に広がるかを確認します。
2. 半導体・電子部品株が上昇を主導
前週末の米国市場では、NASDAQ総合指数が1.19%上昇し、フィラデルフィア半導体株指数(SOX)も上昇しました。5日の東京市場では半導体製造装置や電子部品の主力株が買われ、日経平均を押し上げました。
後場の確認点: 半導体関連の上昇が続くかとともに、銀行、自動車、内需株などへ買いが広がるかを見ます。日経平均の上昇率と市場の値上がり銘柄比率には差があり、指数だけでは相場全体の強さを測れません。
3. IDEC(6652)は通期予想を上方修正
IDECは10月2日、2027年3月期の連結業績予想を上方修正しました。売上高は755億円から850億円、営業利益は72億円から94億円、親会社株主に帰属する当期純利益は60億円から86億円へ引き上げました。年間配当予想は130円で据え置いています。
会社は、半導体・ロボット・工作機械関連の需要が各地域で堅調で、特に日本と中国で売上高が当初予想を上回る見込みと説明しています。5日前場は上方修正を受けて大幅高となりました。
後場の確認点: 前場の上昇が保たれるかを見ます。業績面では、会社が示した需要動向と新しい利益計画の進捗が次の確認材料です。
4. 14時の日銀公表資料
日本銀行は10月5日14時に「需給ギャップ・潜在成長率および労働需給関連指標」を公表する予定です。これは金融政策の決定発表ではなく、需給や労働市場を把握するための指標です。
後場の確認点: 公表後の国内金利と為替の動きを確認します。数値の解釈と市場反応は分け、銀行株や金利感応度の高い銘柄の値動きもあわせて見ます。
関連ページ
- 日本株朝刊:10/5 注目4件|米半導体株高の波及、IDEC上方修正の初動
- 10月4日 来週の日本株見通し
- 10月3日 日本株週刊まとめ
- IDEC(6652)銘柄情報
- アドバンテスト(6857)銘柄情報
- 東京エレクトロン(8035)銘柄情報
出典
- 日本取引所グループ「株価指数」
- 日経平均プロフィル
- Nasdaq「NASDAQ Composite」
- Nasdaq「PHLX Semiconductor」
- IDEC「Notice Concerning Revisions to Financial Results Forecasts」(2026年10月2日)
- 日本銀行「公表予定」
※本記事は2026年10月5日前場終了時点までの情報を整理しています。株価や指数は観測時点によって変動します。本記事は情報提供を目的としたもので、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。