今日の見方
第384回債は10月6日の入札を経て条件が決まり、個人向けの窓口販売に移る。クーポン上昇だけを見て前回より有利と判断するのは早い。額面を上回る購入価格も収益計算に入る。
金利上昇は債券販売の追い風になり得る一方、保有債券の評価には重荷となることもある。金融機関ごとに保有資産や販売構成が違うため、この募集条件だけから株価への影響は決められない。
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1. 表面利率は年3.1%
第384回債の表面利率は年3.1%、税引後は年2.470235%。前回第383回の年2.7%から0.4ポイント上昇した。利払いは毎年3月20日と9月20日の年2回である。
利率の読み方: 税引後利率は年2.470235%。表面利率は額面に対するクーポンで、購入価格を含む収益率とは別の数字だ。
2. 募集価格は100円39銭
額面100円に対する募集価格は100円39銭。償還金額は100円で、満期は2036年9月20日となる。前回は98円16銭だったため、価格条件は大きく変わった。
価格差の影響: 償還額は額面100円。100円39銭で買う場合、満期まで持つなら額面との差も受取利息と合わせて考える。
3. 5万円単位、募集は10月28日まで
申込単位は額面5万円から5万円単位、1回の申込上限は額面3億円。募集期間は10月9~28日、発行日は11月10日である。
販売状況: 条件の公表だけでは販売額や金融機関の収益寄与は分からない。販売実績が確認できるまでは影響を決めつけない。