2026年9月関東甲信越地域業況判断DI

今日の見方

9月の全産業DIは1ポイント改善。内訳は製造業がプラス18からプラス23へ5ポイント上昇し、非製造業はプラス24からプラス25へ1ポイント上昇した。DIは「良い」と答えた企業の割合から「悪い」の割合を差し引いた値で、売上高や利益の伸び率ではない。

製造業DIの上昇は機械、電機、素材などの景況感を映すが、受注や利益の改善を示すものではない。非製造業もプラス圏を保ったものの、12月予測は製造業・非製造業ともプラス19へ低下した。全国短観、輸出、個人消費の実績と照らし合わせたい。

注目ニュース

1. 全産業DIはプラス23

全産業の業況判断DIは6月のプラス22からプラス23へ改善した。現状判断は明確なプラス圏を保ち、地域企業の景況感は総じて良好だった。

投資家が見る点: 小幅な改善を業績上昇と同一視せず、企業決算の売上、利益率、受注残と照らし合わせる。

2. 製造業の改善幅が大きい

製造業は5ポイント上昇のプラス23、非製造業は1ポイント上昇のプラス25となった。全産業の改善は製造業の上昇が中心で、非製造業は高水準を維持した形である。

投資家が見る点: 製造業の景況感改善が輸出数量や設備投資受注に広がるか、非製造業では消費数量と人件費負担を分けて見る。

3. 12月予測はプラス19

先行きの12月予測は全産業プラス19、製造業プラス19、非製造業プラス19で、いずれも9月実績を下回る。プラス圏は維持するものの、改善持続には慎重な見方が示された。

株価材料として見る点: 先行きの低下が外需、コスト、消費のどこに表れるか、次回調査と企業決算で確かめる。地域DIだけから株価の方向は読めない。

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