今日の見方
9月の全産業DIは3ポイント上昇した。内訳では製造業がプラス9からプラス17へ上昇し、非製造業はプラス24からプラス21へ低下。製造業が全体を押し上げており、地域内で業種差が出ている。
自動車、機械、素材の景況感改善は確認できるが、輸出や設備投資の伸びを示す数字ではない。12月予測は全産業プラス14、製造業プラス12、非製造業プラス17と、いずれも9月実績を下回る。輸出数量、設備投資、個人消費の実績と照合したい。
注目ニュース
1. 全産業DIはプラス19
全産業の業況判断DIは6月のプラス16からプラス19へ3ポイント改善した。プラス圏を維持し、東海地域の企業景況感は総じて良好だった。
投資家が見る点: DIの改善が生産、出荷、受注、利益率にも表れているか、企業決算や月次統計で確かめる。
2. 製造業改善、非製造業は低下
製造業は8ポイント上昇のプラス17、非製造業は3ポイント低下のプラス21となった。製造業の改善幅は大きいが、非製造業は水準こそ高いものの方向は悪化した。
投資家が見る点: 自動車・機械の外需回復と、サービス・小売の需要や人件費負担を分け、全産業の見出しだけで判断しない。
3. 12月予測はプラス14
12月予測は全産業がプラス14、製造業がプラス12、非製造業がプラス17で、いずれも9月実績を下回る。先行きもプラス圏だが、企業の慎重姿勢がうかがえる。
株価材料として見る点: 為替、海外需要、原材料費、消費の変化を業種別の実績で追う。地域DIだけから個別株の方向は読めない。