今日の見方
本日は現物株の値動きを見る日ではなく、9月24日の再開に向けて祝日先物が週末材料をどこまで織り込むかを確認する日です。見る順番は、①祝日取引の日経225先物、②SOX高が日本の半導体株だけでなく市場全体へ広がるか、③米長期金利と日銀の利上げ決定後の反応、の3段階です。祝日期間は通常営業日と参加者・流動性が異なるため、先物の水準だけで24日の寄り付きを断定しません。
注目ニュース
1. 日経平均は上昇、TOPIXは小幅安。指数の広がりを再確認
9月18日の日経平均は65,018.95円で、前日比882.70円高となりました。対してTOPIXは4,091.14で3.05ポイント安。日経平均の上昇が市場全体の買いに直結したとは言いにくい組み合わせです。
投資家が見る点: 9月24日の現物再開では、日経平均の値持ちだけでなく、TOPIXと値上がり銘柄数が追随するかを確認します。半導体など一部の寄与度が高い銘柄に買いが偏る場合、指数の強さと市場の広がりを分けて評価します。
2. 9月21〜23日は現物休場、大阪取引所は祝日取引
JPXによると、9月21日(敬老の日)、22日(休日)、23日(秋分の日)は東証の現物市場が休業します。一方、大阪取引所では3日ともデリバティブの祝日取引を実施し、日経225先物などの日中立会は8時45分から15時45分です。9月21日7時30分時点の確認値として、日経225先物12月限は9月19日6時に64,900円、TOPIX先物は4,063.5でした。
投資家が見る点: 祝日取引では海外株、金利、為替などの変化が先物に反映されます。取引開始後の水準と値幅は24日朝の観測材料になりますが、現物の売買を伴わない期間の価格形成である点は切り分けます。
3. SOXは2.78%高。ただし米10年債は5%台
Nasdaqの9月18日データでは、SOX指数は11,921.69で前日比2.78%高でした。米財務省が同日に公表した10年国債のパーレートは5.01%です。半導体株の反発と長期金利の高さが同時に残っています。
投資家が見る点: アドバンテスト(6857)、東京エレクトロン(8035)、キオクシアホールディングス(285A)などは、米半導体指数の上昇が支援材料になり得ます。ただし、金利上昇が続く場合は高PER銘柄の選別が強まりやすく、SOX高だけで一斉高を前提にしません。
4. 日銀は政策金利を1.25%程度へ引き上げ、賛成7・反対2
日銀は9月18日、次回会合まで無担保コールレートを1.25%程度で推移するよう促す方針を、賛成7・反対2で決定しました。新たな方針は翌営業日の9月24日から適用され、反対したのは浅田委員と佐藤委員です。
投資家が見る点: 24日以降は、1.25%程度への利上げ決定そのものと、浅田・佐藤両委員の反対理由を分けて読みます。円相場、銀行株、高PER株の選別がどう動くかを確認します。
5. 現物再開は9月24日。日銀の公表予定も重なる
JPXカレンダーでは、東証現物市場の次の取引日は9月24日です。日銀の公表予定では同日8時50分にFSBレポ統計の日本分集計結果(8月)が予定され、9月18日分の植田総裁記者会見は時間未定です。
投資家が見る点: 24日朝は、祝日中に積み上がった先物・金利・為替の変化に加え、国内金利や金融政策への受け止めが重なります。寄り付きの指数水準だけでなく、銀行、半導体、輸出株の方向がそろうかを確認します。
確認しておきたい日程
- 9月21〜23日: 東証現物は休場。大阪取引所のデリバティブ祝日取引は日中8時45分〜15時45分、ナイト・セッションは17時〜翌6時。
- 9月24日: 東証現物が再開。日銀のFSBレポ統計は8時50分予定、植田総裁記者会見は時間未定。
関連ページ
- 9月18日 日本株夕刊
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- 東京エレクトロン(8035)
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