2026年9月27日~10月3日の対外・対内証券投資

今日の見方

対内の株式・投資ファンドは前週から2兆5,461億円改善し、4週ぶりの取得超となりました。中長期債も前週の1兆3,418億円の処分超から取得超へ転じています。短期債は売り越しが続いたものの、幅は3兆267億円縮小しました。株式と債券で同時に買いが戻った点が変化です。

海外勢の株式買いは大型株や指数の需給を支える材料になり得ます。ただ、この統計は株式と投資ファンド持分を合算し、売買理由までは示しません。9月全体では大幅な売り越しだっただけに、翌週も買いが続くか、現物と先物の動きがそろうかを追いたいところです。

注目ニュース

1. 株式・投資ファンドは2兆1,919億円取得超

非居住者は株式・投資ファンド持分を37兆9,026億円取得し、35兆7,107億円処分しました。差し引き2兆1,919億円の取得超で、前週の処分超から反転しました。

投資家が見る点: 週次統計は売買理由を示しません。日経平均・TOPIXや先物、売買代金の動きと照合し、買い越しが続くかを追います。

2. 対内債券は満期別で方向が分かれる

非居住者の中長期債は5,857億円の取得超で3週ぶりの買い越し、短期債は2,385億円の処分超で2週連続の売り越しでした。対内証券全体では2兆5,391億円の取得超です。

投資家が見る点: 中長期債の買い越しが国債利回りへ与えた影響は、国内金利と為替ヘッジ需要を併せて判断します。短期資金と長期運用を混同しません。

3. 居住者は海外株式を買い越し

居住者の対外株式・投資ファンド持分は1兆3,246億円の取得超で4週連続の買い越しでした。中長期債は3,476億円、短期債は1,560億円の処分超で、対外合計は8,210億円の取得超です。

株価材料として見る点: 居住者による海外株取得と日本株売却が対応しているとは限りません。為替への影響も、ヘッジの有無を踏まえて判断します。

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