今日の見方
前日は日経平均だけでなく、東証プライムでも値下がり銘柄が優勢でした。寄り付き後はTOPIXや値上がり・値下がり銘柄数も見て、反発が小売・半導体など主力業種や市場全体に広がるかを確かめます。
ファーストリテイリングの決算は、既に公表済みの2026年8月期業績予想に対する実績と、次期見通しが焦点です。米国ではFOMC議事要旨が公表され、金利見通しを巡る材料が増えましたが、参加者の議論は9月会合時点のものです。国内金利や為替の当日反応を確認し、これだけで株価の方向を決めないようにします。
注目ニュース
1. 日経平均は10月7日に反落、東証プライムも値下がり優勢
日経平均株価は10月7日、前日比648円27銭(0.92%)安の7万35円71銭で取引を終えました。日経平均構成銘柄は上昇90、下落134、変わらず1でした。
投資家が見る点: 10月8日は指数の寄り付きと同時に、TOPIXや東証プライムの騰落銘柄数を見ます。値下がり銘柄数が多い状態から改善するか、主力株だけの反発にとどまるかが、買いの広がりを測る手掛かりです。
2. FOMC議事要旨で年内の追加利上げ見通しを確認
FRBは10月7日(米国時間)、9月15、16日のFOMC議事要旨を公表しました。参加者の多くは、年末までにもう一度の利上げが適切になる可能性を見込む一方、今後の判断は新たなデータに応じて行うとの考えを示しました。
投資家が見る点: 議事要旨は会合時点の議論を記録したものです。東京市場では米金利の変化が国内金利や為替にどう波及するかを確認し、金利に敏感な成長株と銀行・保険株の反応を分けて見ます。
3. ファーストリテイリングが2026年8月期通期決算を発表予定
同社IRカレンダーによると、ファーストリテイリング(9983)は10月8日に2026年8月期の通期業績を発表する予定です。7月9日時点の会社予想は売上収益3兆9,700億円、事業利益7,100億円、営業利益7,300億円でした。
投資家が見る点: 会社予想との比較に加え、2027年8月期計画、海外ユニクロ事業、為替前提が焦点です。指数寄与度が大きく、決算後の株価反応が日経平均を動かす可能性があります。
4. デジタルベリー(645A)がTOKYO PRO Marketに上場予定
JPXの上場予定では、デジタルベリー(645A)が10月8日にTOKYO PRO Marketへ上場します。JPXは前日の10月7日、初値決定前の気配運用を公表しました。銘柄の事業や業績はIPO記事にまとめています。
投資家が見る点: TOKYO PRO Marketは特定投資家向けの市場で、一般的な公募IPOとは制度や参加者が異なります。JPXの気配運用では初値決定まで成行注文が禁止されており、初値形成と売買成立の状況を分けて確認します。
5. 日銀が14時に地域経済報告を公表予定
日本銀行は10月8日14時に「地域経済報告」を公表する予定です。全国9地域の景気判断や、支店長会議における各地域の報告も同時刻に掲載予定です。
投資家が見る点: 企業の人手不足、賃金、個人消費、価格転嫁の記述を確認します。全国一律の景況判断ではないため、地域差や業種別の濃淡を、内需関連企業の決算や月次動向と照らし合わせます。
確認しておきたい日程
- 10月8日(木): デジタルベリー(645A)がTOKYO PRO Marketに上場予定。
- 10月8日(木): ファーストリテイリング(9983)が2026年8月期通期決算を発表予定。
- 8時50分: 日銀が4~6月期の業種別・地域別直接投資を公表予定。
- 14時: 日銀「地域経済報告」と各地域の景気状況を公表予定。
- 10月7日(米国時間): FRBが9月FOMC議事要旨を公表済み。
関連ページ
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